《基礎編》カッティング練習用20フレーズ【1日10分でメキメキ上達!!】

GUITAR

\本記事はこんな方にオススメ/

    • カッティングが上手くなりたい
    • カッティングの練習法を知りたい
    • キレのあるサウンドを出したい
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はじめに

(▲16分音符のオルタネイトが前提▲)

本ページでは、代表的なギター奏法の1つ『カッティング』の基礎練習フレーズを4STEPに分けて、20フレーズ紹介しています。(応用編は作成中)

カッティングは、 ”リズムギター” のイメージが強いですが、ギターソロにも十分応用できる奏法ですのでギタリスト必須のテクニックといえます。

これから紹介する練習フレーズは、16分音符のオルタネイトが前提です。変なクセがつくと修正が大変になるので、上画像のように必ずダウン→アップ…の順番で弾いてください。

ギター初心者、またはカッティングが苦手という方は、まずは上画像をテンポ80前後で練習して、16分音符のオルタネイトに慣れましょう。
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【STEP1】『アクセント』のコントロール

カッティングをマスターするための第一歩は、”アクセント” をコントロールすること。次のポイントに気をつけながら練習し、体に覚え込ませてください。

ここがポイント!
  • 【通常時】
    ・ピックは落とさない程度につまむ
    ・弦にピックの先が浅く当たるようにする
    ・腕の力を抜き、うちわを仰ぐように手首を振る
  • 【アクセント時】
    ・通常時より、少しだけ強くピックをつまむ
    ・通常時より、ピックの先を深く弦に当てる
    ・腕の力を抜き、通常時と同じ要領で手首を振る

1-1 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

はじめは混乱するかもしれませんが、よく見ると「1~2拍」と「3~4拍」の違いは1発目にアクセントがあるかないかだけです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

1-2 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

アクセントの位置が、1拍毎に ”16分音符1個分ずつ後ろに変化” する定番のカッティング練習フレーズです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

1-3 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

「1~2拍」と「3~4拍」がセットになっていて、1拍前とは真逆の位置にアクセント入れる変則的なカッティング練習フレーズです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

1-4 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

「1~2拍」と「3~4拍」がセットになっていて、2拍と4拍のアクセント位置を変化させた実践的なカッティング練習フレーズです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

1-5 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

「1~2拍」と「3~4拍」がセットになっていて、1拍と3拍のアクセント位置を変化させた実践的なカッティング練習フレーズです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

【STEP2】『ダイナミクス』の表現

カッティングをカッコ良く弾くには、”ダイナミクス” のコントロールが必須。「一人ドラム」で効率良く身に付けられるので、次のポイントをチェックして練習してみましょう。

ここがポイント!
  • 【パートの振り分け】
    ・6~5弦:バスドラム
    ・4~3弦:ハイハット
    ・1~3弦:スネア
  • 【ダイナミクス(強弱)の付け方】
    ・バスドラム:弱~中
    ・ハイハット:弱
    ・スネア  :中~強
3段階(弱・中・強)のダイナミクスをコントロール出来るように意識して練習しましょう。

2-1 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

まずは、最もスタンダードな16ビートを表現するカッティング練習フレーズ。2拍、4拍のスネア部分は、思っているよりも弱く弾いたほうが自然に聞こえます。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

2-2 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらも、スタンダードな16ビートを表現するカッティング練習フレーズですが、3拍目の16分裏のバスドラムがポイント。リズムがヨレないように注意しましょう。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

2-3 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらも、スタンダードな16ビートを表現するカッティング練習フレーズですが、3拍目の16分裏のバスドラムがポイント。ノリをキープ出来ないとカッコ悪く聞こえます。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

2-4 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

一気に難易度が上がりますが、ポイントは2拍目。スネア→バスドラム、バスドラム→バスドラムの切替が自然になるまで練習しましょう。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

2-5 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

これまでとは違い、スネアの数が多いパターン。ダイナミクスのコントロールが難しくなるので、ゆっくりのテンポで少しずつ慣れていきましょう。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

【STEP3】『王道的』なカッティング

ここからは、ブラッシングではなく ”コードを使った王道カッティング” の練習フレーズを紹介します。押弦、ピッキング両方のコントロール意識しながら練習してください。

ここがポイント!
  • 音量を均一にする ※ここではダイナミクスは無し
  • コード切替はできるだけ素早くする
  • ミュートもサウンドとして意識する

3-1 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

カッティング練習としては定番のフレーズ。ミュート時は、ハーモニクス音が出ないように ”複数の指を弦に触れる” ことで、タイトなサウンドになります。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

3-2 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらも定番のカッティング練習フレーズで、ポイントはコードの切り替えです。力んでしまう場合は、コードが鳴る最低限の力加減(両手)がどのくらいかを研究してみましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

3-3 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらのフレーズは、実音とミュートが頻繁に変わるため ”押弦側のコントロール” がポイントです。難しい場合は、テンポ80ぐらいから慣れていくと良いです。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

3-4 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらのフレーズは、自然と1拍目の実音にアクセントを付けたくなりますが、ダイナミクスは付けず ”一定の音量をキープするコントロール力” を身につけましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

3-5 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

これまでと違ってブラッシングからはじまる練習フレーズです。1拍目16分裏の実音にアクセントを入れたくなると思いますが、一定の音量をキープ出来るようにしましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

【STEP4】『空ピッキング』でリズムキープ

ここからは、カッティングで強烈なグルーヴ感を生み出す ”空ピッキング” の練習フレーズを紹介します。簡単そうに見えて難しいので、次のポイントに注意して練習してください。

ここがポイント!
  • 【押弦側の手】
    ・休符は弦をしっかりミュートして音を出さない
    ・発音時とミュート時のフォームを素早く切り替える
  • 【ピッキング側の手】
    ・ストロークを継続し、空ピッキング時もリズムを崩さない
    ・休符はギリギリまで音を出さない

4-1 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

空ピッキングの定番練習フレーズで、カッティングの基礎がすべて詰まっています。変なクセが付かないよう、正確な16分のリズムで弾けるように練習しましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

4-2 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらはジェームス・ブラウン風の練習フレーズ。ポイントは3拍目の ”音を伸ばしながら(付点8分)の空ピッキング”で、リズムキープを特に意識して練習しましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

4-3 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

こちらは、ラテン風なアクセントをもつ練習フレーズ。”ブラッシングが一切ない” ため、空ピッキングでリズムをキープすることを意識して練習しましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

4-4 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

休符とブラッシングをバランスよく取り入れ、空間を意識した練習フレーズ。2拍目の16分休符のどちらかにブラッシング入れると雰囲気が変わるので試してみましょう。

テンポは90~100を目安に練習しましょう。

4-5 カッティング練習フレーズ

\ デモ音源を聞いてみる /

レゲエ風のアクセントをもつ練習フレーズ。スタッカート気味にすると全体のグルーヴが一気に変わるので、空ピッキングでリズムをキープしつつ研究してみてください。

テンポは80~90を目安に練習しましょう。

さいごに

カッティング練習するときの音色は、”基本はクリーントーン” をおすすめしますが、実践向きに「クランチ」「ワウ」「フェイザー」等のエフェクトをかけても良いでしょう。

ただし「ディレイ」「リバーブ」等、空間を埋めてしまうエフェクトは、練習中は極力薄くかけることをおすすめします。

また、今回は3段階のダイナミクス(弱・中・強)を紹介しましたが、プロは5段階のダイナミクスをコントロールする方が多いです。少しずつステップアップしていきましょう。

基礎練習は地味ですが、ギタースキルが確実にアップします。1日たった10分の練習でも、数カ月後にはその効果を実感できるはずです。

それでは、快適なギターライフを♪

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