評判通り!?『BOURNS POT by ESP 500k』レビュー!【音源あり】

GUITAR

\本記事はこんな方にオススメ/

    • BOURNS製ポットで音が良くなる?
    • ポット交換を自分でやってみたい!
    • おすすめのギターポットはどれ?
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はじめに

(▲今回はハムバッカー搭載のストラトタイプで検証しています)

本ページは、ESPがリリースするギターポット『BOURNS POT by ESP 500kシリーズ』のレビュー記事となります。今回も驚きの結果でしたのでぜひ最後まで読んでみてください。

BOURNSは1947年創業の米国電子パーツメーカーで、世界初のトリマポテンショメータ(自由に抵抗値を調整できる半固定抵抗器)の特許を取得しています。

BOURNS製ポットは、Eddie Van Halenをはじめとしたトップギタリストが愛用していることで知られています。今回はそのサウンドを実際に聞いていきましょう。

ポット交換に興味のある方、自分でポット交換してみたい方は、こちらの記事で交換手順を解説してますので読んでみてください。

 関連記事  【ストラト編】『ミリ規格⇒インチ規格』へのポット交換手順を解説!

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ビフォーアフター比較

(▲交換前はメーカー不明の国産ポット)

音作りはアンプシュミレーター「AmpliTube」から3種類(CL/CR/OD)のアンプを選択し、それぞれ同じセッティングで2ポジション(リア/フロント)を録音していきます。

交換前のポットは、シャフト/取付軸径がミリ規格のことから国産品と想定。メーカー不明ですが、10年以上使用して1度も不具合がなかったので品質は悪くはないでしょう。
各ポジション毎、ボリューム10 ⇒ 7の順番で(8~10小節ずつ)流れます。交換前後で、BカーブからAカーブに変更したため音量差があります。

比較:クリーン

(▲Fenderアンプのモデリング。EQはすべて5に設定。)

CLリア音源

\ 【Clean】国産ポット リア音源はこちら /
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クリーンサウンド:リアP.Uの比較音源。明らかに、BOURNSポットの方が ”低音域にパワー” があります。それでいて、”音がボヤケず芯のあるサウンド” に聞こえます。

CLフロント音源

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\ 【Clean】BOURNSポット フロント音源はこちら /

クリーンサウンド:フロントP.Uの比較音源。国産ポットも悪くはありませんが、BOURNSポットは ”アタック音が明瞭に再現” されて抜けの良いサウンドに聞こえます。

比較:クランチ

(▲Fenderアンプのモデリング。EQはすべて5に設定。)

CRリア音源

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\ 【Crunch】BOURNSポット リア音源はこちら /

クランチサウンド:リアP.Uの比較音源。国産ポットは低音域が弱いためカリカリと硬いサウンドで、BOURNSポットは ”適度に太くバランスの良いサウンド”といった印象です。

CRフロント音源

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\ 【Crunch】BOURNSポット フロント音源はこちら /

クランチサウンド:フロントP.Uの比較音源。BOURNSポットの方が ”音の分離が良い” ためクリアに聞こえます。やや高音域の主張が強いですが、トーンで調整可能な範囲です。

比較:オーバードライブ

(▲Orangeアンプのモデリング。EQはすべて5に設定。)

ODリア音源

\ 【Over Drive】国産ポット リア音源はこちら /
\ 【Over Drive】BOURNSポット リア音源はこちら /

オーバードライブサウンド:リアP.Uの比較音源。比較してみると、国産ポットはやや丸みのある印象で、BOURNSポットの方が ”パンチのある中音域” に聞こえます。

ODフロント音源

\ 【Over Drive】国産ポット フロント音源はこちら /
\ 【Over Drive】BOURNSポット フロント音源はこちら /

オーバードライブサウンド:フロントP.Uの比較音源。国産ポットのややブーミーなサウンドとは対象的に、BOURNSポットはギュッと締まったタイトなサウンドに聞こえます。

比較結果

(▲各アンプ毎のリアP.U出力による波形)

波形から一目瞭然ですが、国製ポットと比べてBOURNSポットは ”圧倒的に歪みが少ない”ことが分かります。(国産ポットは凹凸が少なく、コンプが掛かったような波形です)

帯域毎の特徴としては、BOURNSポットに交換後は ”250Hz付近が抑えられ、125Hz付近がややプッシュ” される傾向が分かります。
歪みが多いと「ピッキングニュアンス」「ピックアップ特性」等、本来のサウンドが損なわます。BOURNSポットは ”原音の再現性が高い” と云えます。

BOURNS POT by ESP 500kの『トルク』は?

BOURNS POT by ESP 500kシリーズの ”トルクは重め”です。ギターポットでのボリューム奏法や、ボリューム/トーン調整を頻繁にする方は扱いづらいかもしれません。

ストラト系でよくある「演奏中、ノブに手がぶつかってボリュームが変わるのがうざい…」と悩む方は重めのトルクがおすすめです。(かなり改善できます)

それから、ノブを回すと「サーサー」と音がするのも特徴的です。ちなみに、ライン出力(アンプ、オーディオIF等)はされず生音のみで聞こえるので心配はいりません。

BOURNS POT by ESP 500kはインチ規格です。ミリ規格(国産ギター等)からの交換は注意が必要ですので、こちらの記事を参考にしてください。

 関連記事  【ストラト編】『ミリ規格⇒インチ規格』へのポット交換手順を解説!

さいごに

今回は『BOURNS POT by ESP 500kシリーズ』を紹介しました。BOURNS製ポットは ”評判通り ”高品質なポット” で、著名ギタリストに愛用される理由が分かりました。

こちらの記事で紹介しているCTSポットは音の変化が顕著(ある種エフェクター)に出ていましが、BOURNS製ポットは原音を劣化させずに再現性の高いと感じました。

ポットは、アンプやピックアップほどサウンド影響はありませんが、安価なパーツですので「ギターの音に満足していない…」という方はぜひ交換してみてください。

今回はここまで!それでは快適なギターライフを♪

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