\本記事はこんな方にオススメ/
- 耳コピが苦手・時間がかかる方
- 耳コピのやり方が分からない方
- 耳コピする時間のない方
はじめに
本ページでは、”最短で耳コピするための3ステップ” を紹介しています。耳コピが苦手な方、耳コピに時間がかかってしまう方は、ぜひ取り入れてみてください。
耳コピに ”絶対音感” は全く必要ありません。耳コピは、ギター初心者の方にもできますし、コツを掴んで慣れてくると自分でも驚くほど早くなります。
最短耳コピ法!3ステップを解説
筆者のように記憶力に自信がない、または凡人レベルの方は ”耳コピで採譜する”ことをおすすめします。(友人ギタリストに全て暗譜する猛者もいますが 苦笑)
さて今回紹介する耳コピ法は、次の3ステップで進めます。それぞれ、目的やポイントが違いますので詳しく解説していきます。
- コードを拾う
- バッキングを拾う
- フレーズやソロを拾う
【STEP1】コードを拾う
耳コピは、まず最初に ”コードを拾う” ことが大切です。とくに「初めて聞く曲」や、「いつもと違うジャンル」を耳コピする際には、次のような効果がより期待できます。
- 楽曲の「全体構成」を把握できる
- 楽曲の「Key」を把握できる
- 耳に「フレーズ」を馴染ませる
やみくもに出音を聞いて耳コピしても後で混乱します。Aメロ、Bメロ、サビ等の構成を整理し、コードとKeyを把握することで、必要となる音の ”絞り込み or 特定” ができます。
【STEP2】バッキングを拾う
次はバッキングを譜面にしてみましょう。可視化するこで、リズムパターンを正確に理解できます。歌モノの場合は、8~9割がバッキングなので耳コピ完了まであと少しです。
面倒な方は、上画像のようにリズム譜にしてもOKです。気をつけて欲しいのは、ただ採譜するのではなく、次のポイントもチェックしながら耳コピすることが大切です。
- ダイナミクス ※アクセント、音量変化など
- ニュアンス ※スタッカート気味、ビブラートなど
- リズム ※タイト、ハネ気味など
ギターはリズム楽器でもあるので、楽曲が持つグルーヴ(ノリ)の表現が重要です。はじめは演奏することで精一杯かもしれませんが、耳も鍛えられ、飛躍的な上達を見込めます。
【STEP3】フレーズやソロを拾う
オブリガートやソロなど、フレーズの耳コピが一番時間がかかります。聞き慣れている(口づさめる)方が効率的ですので、最後のステップで耳コピします。(例:上画像の4小節目)
筆者は、上画像のイメージで「ココは絶対外せない!」という休符やフレーズに絞った採譜で、あとは自分なりにアレンジすることが多々あります。(完コピはたまにだけ…苦笑)
耳コピする時間のないという場合は…
もし「耳コピする時間がない…」「どうしても聞き取れない…」という方は、最終手段として日本最大級のスキルマーケ『ココナラ(coconala)』を活用するのも良いでしょう。
価格相場は以下の通り。少しお高めなので、バンドスコア化されてない場合に利用するのがおすすめです。(1曲フルの値段で、アルバム1枚分のバンドスコアが購入できます 苦笑)
- 1フレーズ・・・1000~1500円
- 1コーラス・・・2000~3000円
- 1曲フル・・・・3000~5000円
【優良】耳コピ出品者3撰
YMBT Guitar
- 料金:2,000円~
- 無料修正回数:10回
- お届け日数:14日(予定) / 約2日(実績)
販売実績191件を誇る「YMBT Guitar」さんは、少し料金は高い印象ですが、”細部まで忠実な採譜” が特徴で、完コピを目指している方におすすめの出品者です。
Fresh Guitar
- 料金:1,000円~
- 無料修正回数:1回
- お届け日数:要相談 / 約6日(実績)
16小節程度のギターソロなら1000円、フルコーラスは2,000円と、リーズナブルな価格で展開する「Fresh Guitar」さんは、ギター歴22年、講師歴10年のベテランです。
Ricy6xx
- 料金:2,000円~ ※1パートフルコーラス
- 無料修正回数:無制限
- お届け日数:7日(予定) / 約12日(実績)
販売実績800件を超える「Ricy6xx」さんは、”高精度とリーズナブルな価格” でリピーターも多く、無料修正を無制限、値下げキャンペーン実施などユーザー思いな出品者です。
さいごに
最初にお話した通り、耳コピに絶対音感は必要ありません。何曲も耳コピをするうちに ”相対音感” が身につき、「この辺のポジションかな…」と当たりをつけられるようになります。
相対音感は1つの音に対して、別の音がどの程度離れているのかを判別する能力です。例えば、”カラオケのKeyを変えて歌えるのも同じ” で、特殊な能力ではありません。
耳コピする際、PCやオーディオ再生器の使用が煩わしいと思う方は、筆者愛用の『BOSS BR-80』など ”ギターに特化したデバイス” を使うと効率よく行えるので便利です。
今回はここまで。それでは、快適なギターライフを♪