2021年6月1日 『CRYPTON(クリプトン)』ことクリプトン・フューチャー・メディア株式会社は、ボカロキャラ(ピアプロキャラクターズ)を使用したYouTube収益化を解禁しました。
2009年7月に公表された「ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)」では、営利目的だと別途手続きが必要でしたが改正されたようです。
とはいえ注意点もあるのでポイントを解説していきます。
「ピアプロキャラクターズ」とは?
CRYPTONが生んだ『初音ミク』は ”歌声合成ソフトウェア” の可愛らしいキャラで、音楽、イラスト、映像など世界的に愛されています。
ほかにも『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』『MEIKO』『KAITO』などが販売されていますが、それらのキャラを総称して「ピアプロキャラクターズ」といいます。
そもそも「ボカロ」とは?
ちなみに ”ボカロ” は、『VOCALOID(ボーカロイド)』の略で、YAMAHAが開発した音声合成技術のことをいいます。
初音ミクが発売されたのが2007年なので、10年以上愛されているというわけですね。(あれからそんなに経ってるんですね…苦笑)
YouTube収益化する際の注意点
さてさてYouTube収益化の解禁はされましたが、CRYPTONはつぎのようなことは該当しないとも公表してます。
- 当社以外の第三者が、著作権その他の権利を有するコンテンツを含む動画
- CRYPTON製品、ピアプロキャラクターズのイメージを著しく損なう利用
- 著作者、制作に寄与した者の社会的な評価を損なうような利用
- 公序良俗に反する利用
- 他者の権利を侵害する、または侵害のおそれがある利用
- クリプトンが制作を依頼したかのような誤解を招く動画の利用
ざっくりいってしまえば、CRYPTON製品やキャラを使用して詐欺、アダルト、中傷誹謗などに利用する場合はYouTube収益化は許しませんよということです。
まとめ
ボカロPにとって朗報でしたね。注意点といっても、世間一般な感覚でふつうに利用してたら全然問題なさそうです。
かなり前ですが、友人とボカロ楽曲を制作していた時期がありました。
人間がリアルタイムで歌うニュアンスとは違うので、アレンジ、リズム、音使いなど修正してそれまでとは違う感性で取り組めた記憶があります。
興味のある方はこの機会にチャレンジしてみてはいかかでしょうか。