ピックアップの『陥没』『ネジ緩み』を100円で解消する方法!

GUITAR

\本記事はこんな方にオススメ/

    • 演奏中にピックアップが陥没する
    • ピックアップの固定ネジが緩む
    • お金をかけずに自分で修理したい
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はじめに

この記事は、ピックアップ固定部分の経年劣化や緩みが原因で「ピックアップの高さが下がる」「ピックアップが陥没する」など現象にお悩みの方へ向けた内容となっています。

ピックアップの高さが低くなると、出力が小さくなり音量バランスが崩れます。また、陥没した状態で使用し続けると、断線する可能性があるので対処が必要です。

そこで今回は、”身近にあるモノ” を使って ”お金をかけずに自分で修理する方法” を紹介します。結論から云うと、「消しゴム」を使ってピックアップをしっかり固定していきます。

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ピックアップの『陥没』『ネジ緩み』の解消法

(▲ピックアップを固定するイメージ図)

仕組みは単純で、ピックアップと消しゴムを一緒にネジで固定するだけです。こうすることで、”ピックアップが完全に陥没することを防ぎ、ネジ穴の緩みも補う” ことができます。

ピックアップ固定用のネジ穴が広がって全くネジが効かない場合は、木工用ボンドなどで埋めて修復することもあるようです。(今回は試していないので割愛します)

ギター本体やパーツを加工せず、”専門技術を必要としない修理方法” なので、ギターメンテナンス初心者でも安心です。試してみたい方は、次の手順を参考にしてください。

①消しゴムを適当な大きさにカットする

まずは、消しゴムをピックアップのザグリに入る大きさにカットします。ピックガードを載せて高さをみながら、消しゴムの高さ(厚み)も大まかに調整します。
消しゴムのカットは、「ハサミ」「カッター」どちらでも使いやすい方で良いです。ケガに注意しながら作業しましょう。

②消しゴムの形・大きさを整える

消しゴムの形を整えて、ピックアップと消しゴムをネジで固定します。ピックガードを載せて、ピックアップを任意の高さに調整できたら完了です。
ギターやピックアップによって個体差はありますが、できるだけ配線に影響がないように消しゴムの形を整えましょう。

さいごに

今回紹介した解消法は応急処置的ですが、数年経っても問題なく機能してくれています(筆者の場合)。加工不要で、消しゴム1個あれば対処できるので試す価値はあると思います。

消しゴムは、日光(紫外線)にさらされると固くなるそうです。ピックガードの内側に仕込んでいるので、劣化(固くなって割れる)はあまり気にしなくて良いですね。

自分でメンテナンスが難しいと感じた場合は、近日中にリペアに出して直してもらいましょう。ギターの調整がイマイチだと、モチベーションも下がってしまいますからね(焦)

今回はここまで!それでは快適なギターライフを♪

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