この記事では、楽譜作成ソフト『Dorico』のグリッサンド、スライドの表記について解説していきます。
TAB譜でよく使われる表記ですが、テキストの表現、音の長さやタイミングによる種類がいくつかあるので確認していきましょう。
グリッサンドの表記
▼再生ボタンを押すと手順が見れます▼
長めのグリッサンドの場合(00:00秒~00:27秒)
- グリッサンドのスタート音を選択します。
- 画面右パレットの「装飾音」>「グリッサンド」>波線をクリックします。
グリッサンドのスタート音に音程を指定しない場合はデッドノートにします。
短めのグリッサンドの場合(00:28秒~00:40秒)
- グリッサンドする(位置にある)音符を選択します。
- 画面右パレットの「装飾音」>「ジャズ」>任意のアーティキュレーションを選択します。
明確にリズムや音程を指定する場合は、グリッサンドよりもスライド表記にするとよいでしょう。
スライドの表記
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スライド表記の手順はこちら
- スライドのスタート音を選択します。
- 画面右パレットの「装飾音」>「グリッサンド」>直線をクリックします。
(先に表記記号を選択してから、任意の位置にクリックすることでも可能です。)
スライド表記の種類?
プロパティ画面で、グリッサンドテキストを有効にするとTAB譜に「gliss」と表記できますが、近年は見かけない表現です。
[Shift]+[X]キーを押し、テキスト入力で「s」「sl.」とスライド表記するとよいでしょう。
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