プロが絶対手放さない!DTM必須のプラグイン8撰【大公開】

DTM

\この記事でコレがわかる/

    • プロが愛用するソフト音源・エフェクト
    • 各プラグインの注目すべきポイント
    • プラグイン購入時の3つの注意点
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DAW付属のソフト音源ではダメ?

近年、生楽器・生演奏と遜色ないリアルな音源や、即戦力となる高音質のソフト音源が続々とリリースされ、”プロ現場” でも積極的に導入されています。

流行曲があるように、音色や音作りにもトレンドがあります。DAW付属ソフト音源は使い古されたサウンドが多く、使われる(使える)音色はごく一部となります。

プロ楽曲とクオリティが全然違うと感じる場合、作曲・ミックスダウンの技術的な部分もありますが、有償プラグイン(ソフト音源/エフェクト)の使用で大きく改善が見込めます。

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プラグイン購入時の3つの注意点

3つのポイント
  • 導入効果の大きいプラグインから選ぶ ※購入前
  • 音源/エフェクトをすべて確認する   ※購入時
  • 既存プラグインに慣れるまで新規購入しない ※購入後

DTM関連ソフトは数万~数十万円と高価なものが多いですので、導入効果の大きい順に購入することをおすすめします。このあとのプラグイン紹介でポイントを解説していきます。

既存の音源/エフェクトはすべて確認しましょう。特徴を把握することで作曲・編曲のアイデアに繋がりますし、今後どんなプラグインが必要になるかが見えてきます。

また、次々と新規購入することはおすすめしません。多くの問題は手持ちのプラグインで解決することがあるからです。作業効率や費用対効果など考えながら導入を計画しましょう。

プロが絶対に手放さない!DTM必須のプラグイン8撰

おすすめプラグイン一覧
  1. KOMPLETEシリーズ【マルチ音源】
  2. Superior Drummer 3【ドラム音源】
  3. Horizon【プラグインエフェクト】
  4. MODO BASS【ベース音源】
  5. AmpliTubeシリーズ【アンプシミュレーター】
  6. Ozone 9【プラグインエフェクト】
  7. ELECTRI6ITY【ギター音源】
  8. Hollywood Orchestra Opus【オーケストラ音源】

ここからは、筆者も愛用する「本格DTMに必須のプラグイン8つ」を紹介します。制作楽曲のジャンルにもよりますが、①~⑧の順番で揃えると導入効果を得やすいかと思います。

【1】KOMPLETEシリーズ /Native Instruments

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 最大250以上の製品が収録※音色141,000以上
  • 最大30以上の高品位エフェクト
  • 業界標準ソフト多数収録※KONTAKT、MASSIVE、BATTERY、OZONEほか

KOMPLETEは、Native Instruments社のソフトが大量収録された、謂わば ”業界標準” の楽曲制作用パッケージ。プロ・アマ問わず世界各国のクリエイターが使用しています。

最新版『KOMPLETE 14』の最上位グレードには、なんと ”151製品・音色141,000以上” が収録されています。

筆者は『KOMPLETE 8』の時代から導入しており、楽曲制作で何らかの音源をほぼ使用しています。シンセ、ピアノ、オルガンは種類が豊富であらゆるジャンルに対応できます。

ストリングスやブラス音源の使い勝手がよく、シンプルなバンドアンサンブルを豪華にしたいときに重宝しています。

【KOMPLETE 14】グレード比較一覧

グレードKOMPLETE 14
SELECT

KOMPLETE 14
STANDARD
 超定番 
KOMPLETE 14
ULTIMATE
 イチオシ 
KOMPLETE 14
COLLECTOR’S EDITION
<製品概要>
価格定価 ¥26,800定価 ¥80,600定価 ¥161,300定価 ¥242,000
音源・Effect1987140148
Expansion83962103
音色15,000以上43,000以上84,000以上141,000以上
ライブラリ容量約50GB約350GB約1060GB約1.5TB
<主要パートの音源数>
シンセ4151718
鍵盤系3101313
ギター377
ベース1277
ドラム系1388
オーケストラ系2611
シネマティック11416
民族楽器系466

公式サイトで詳しく見る

最新版となる『KOMPLETE 14』には4つのグレードがあります。上表を見ての通り、グレードが上がるごとに倍近く音色が増えていきます(爆)

KOMPLETEは、大容量ソフト音源バンドルですので ”ストレージ容量に注意” してください。DTM環境にもよりますが、2~4TBの外付けSSDがおすすめです。

DTMソフトの中でも高価な製品ですので、なかなか購入に踏み切れないという方は定期的なキャンペーンセールも狙い目です。(50%前後の値下げになることも 爆)

Expansionとは、Native Instruments製品対応のサウンドプリセット集です。ジャンル別に個別販売もされており、近代的なサウンドが豊富に揃っています。

どのグレードを選べば良いのか?

筆者おすすめ
  • STANDARD版 … はじめて導入する方に最適!
  • ULTIMATE版 … アップグレードする方に最適!

DTM初心者の方なら ”STANDARD版” がおすすめです。値段が高く感じるかもしれませんが、126製品・43,000以上の音色を扱えるので個別で揃えるよりは断然お得です。

もし、”STANDARD版” を使っていて足りないと感じたら、”ULTIMATE版” へのアップグレードや、単体ソフトで補うという選択肢ができます。

これからDTMを仕事にしたい方、旧バージョンをお持ちの方は ”ULTIMATE版” がおすすめ。最上位版と比較しても見劣りしない収録ソフト数で、80,000円以上安く入手できます。

低価格で気になる ”SELECT版” は、Native Instruments社の主要ソフトが少なく、あまりメリットが得られないためおすすめしません。

【まとめ】KOMPLETEシリーズ

  • 最大250製品・音色141,000以上収録の ”業界標準” パッケージ
  • はじめて購入する方は「STANDARD版」がおすすめ
  • プロ志向の方は「ULTIMATE版」がおすすめ
  • キャンペーンセールを狙えば割安でGETできる

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※在庫に限りがある場合がございます※

【2】Superior Drummer 3 /ToonTrack

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 235GBに及ぶリアルなドラム音源 ※ステレオ~最大11chのサラウンド可
  • 約350種のヴィンテージ・ドラムマシンサウンド収録
  • 即戦力となる豊富なプリセット200種類以上

なんと『Superior Drummer 3』のエンジニア担当は、数多のグラミー賞受賞作品を手掛けるGeorge Massenburg氏。つまり、”超一流エンジニア” が生み出したドラム音源です。

単に『Superior Drummer 2』をバージョンアップしたのではなく、世界一のサンプリング環境と云われる「Galaxy Studios」で完全に1から再収録されています。

KOMPLETEシリーズにもドラム音源は収録されていますが、「音質」「視覚性・操作性」「自由度」「作業効率」などを考慮するとドラム専用音源の方が優れています。

音楽界の巨匠George Massenburg氏が携わったことにより、高音質なドラムサウンドになっただけでなく、視覚性・操作性も大幅に向上されました。

【Superior Drummer 3】主な特徴

注目のポイント
  • 235GBに及ぶ44.1kHz/24bitサウンド※未加工
  • ステレオ~最大11chのサラウンドに対応
  • 即戦力となる200種類以上のプリセット
  • 約350種のヴィンテージ・ドラムマシンサウンド収録
  • 35種類のミキサー用エフェクト付属
  • オーディオデータからMIDI変換が可能
  • 豊富なMIDIプリセットとパターン自動検索機能

『Superior Drummer 3』は、旧バージョンとは全く別モノというほど進化しました。プロ仕様のサウンドと、クリエイティブ性のある機能群は近代の音楽制作とマッチしています。

ドラムトラック作成が苦手な方も、即戦力となるプリセット、オーディオからのMIDI変換、パターン自動検索などの機能を活用することで作業効率が大幅に上がります。

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そのままでも使えるプリセットが話題!

(▲SD3収録プリセット:Big Funk ※サンプル動画▲)

発売当初から人気の『Superior Drummer 3』ですが、その理由の1つに ”即戦力となるプリセットが豊富” なことが挙げられます。

収録プリセットには、各ジャンルに最適な ”ドラムキット+ミキシングエフェクト” が設定されているので、楽曲に合わせた音作りが微調整だけで済みます。

筆者は生音に忠実な「BFDシリーズ」も使いますが、ミックス作業に時間を取られがちです。『Superior Drummer 3』は ”市販音源のドラムサウンド” を即作れるので重宝します。

プリセットは200種類以上あるので探すのが大変です。こちらの記事で、音楽ジャンル・タイプ別にプリセットをまとめていますので参考にしてください。

【まとめ】Superior Drummer 3

  • 開発エンジニアに ”巨匠” George Massenburg氏
  • 235GBに及ぶリアル&ヴィンテージ・ドラム音源収録
  • 市販音源のドラムサウンドをプリセットで実現
  • ドラムトラック作成の補助機能が充実

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【3】Horizon /Waves

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 世界標準のプラグインエフェクト収録 ※約80種類
  • ヴィンテージ機材のモデリング製品が充実
  • 驚異の90%オーバーOFFセール中 ※現在 \30,000前後

Waves(WAVES AUDIO社)は、”業界では知らない人はいない” ほど超有名なプラグインエフェクトメーカーで、世界各国のプロエンジニアも制作現場で長年採用しています。

Wavesは、2011年に「録音分野への卓越した技術的重要性の貢献」に対するテクニカルグラミー賞を受賞しています。

プラグインエフェクトは ”楽曲の仕上げ” に必須になります。高音質のソフト音源を導入したあとは、素材を最大限に活かすツールを検討しましょう。

楽曲の仕上げは、ミックスダウン(各トラックを調整してステレオ化)、マスタリング(ステレオ化した音源の補正)の順で行います。

【Horizon】主な特徴

注目のポイント
  • ビンテージ名機を忠実にモデリング!
    ・Kramer Master Tape
    ・Kramer HLS Channel
    ・Kramer PIE Compressor
    ・CLA-2A、CLA-3A、CLA-76
    ・PuigChild Compressor ほか
  • プロの音圧を演出するマキシマイザー群!
    ・L1シリーズ
    ・L2シリーズ
    ・L3シリーズ ほか
  • 各トラックを魅力的に仕上げる便利ツール!
    ・Vocal Rider
    ・DeBreath
    ・Bass Rider
    ・Renaissance Bass
    ・Trans-X
    ・UM225/226 ほか
  • マスタリング用エフェクトも多数収録!
    ・L3-16 Multimaximizer
    ・Center
    ・Liner Phase EQ
    ・Liner Phase Multiband Compresor
    ・Renaissance DeEsser ほか

※上記プラグインは「Horizon」より下位バンドルには収録されません。

Wavesプラグインをまとめたバンドル製品は数種類ありますが、『Horizon』はミックスダウン、マスタリングに必要なすべてのエフェクトが揃っているのでおすすめです。

『Horizon』の最大の魅力は、豊富なヴィンテージモデルと、世界中のマスタリングを激変させたL3シリーズ(単体通常価格:\72,600 )が収録されていることでしょう。

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Wavesの定番バンドルは、『Silver』<『Gold』<『Platinum』<『Diamond』<『Horizon』<『Mercury』の順でグレードが上がります。

Waves過去最大!セール中の今が狙い目!

現在セール中には『Horizon』を30,000円前後で購入できることもありますが、もとの販売価格は528,000円(爆)おそらく新規ユーザーの獲得に力を入れているのでしょう。

筆者が『Horizon』を購入したタイミングは20万円ほどでしたので、恨むぐらいにうらやましいです…(10年ぐらい前になるので仕方のない話ですが 苦笑)

DAW付属のプラグインエフェクトも進化を遂げていますが、Wavesのヴィンテージモデルやマキシマイザーをはじめ、高クオリティな製品の再現はまだまだ先に思えます。

Wavesアップデートのタイミングでプラグインの無料提供があるので、当初よりも収録プラグインが増えています。

【まとめ】Horizon

  • 世界標準のプラグインエフェクト群
  • 音楽制作に必要な全エフェクトが揃う
  • 豊富なヴィンテージモデルとL3シリーズが魅力
  • Waves史上最大のセール開催中

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【4】MODO BASS /IK Multimedia

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 業界初のフィジカルモデリング・ベース音源
  • 自動で生演奏のようなニュアンスに変換
  • ピックアップ、弦の材質までカスタマイズ可能

『MODO BASS』は、800年以上の歴史をもつパドヴァ大学と、IK Multimedia社の8年間に及ぶ共同開発から誕生した ”業界初のフィジカルモデリング・ベース音源” です。

フィジカルモデリングとは、ベースギターを構成する「ボディ」「弦」「ピックアップ」「相互作用」までもモデリングし、リアルタイムに音響合成を行う技術です。

これまでの「サンプルデータの読込み」ではなく、”ベースそのものをモデリング” しているため、200MB以下という驚異的な小サイズとリアルなサウンドを実現しています。

最新版は『MODO BASS 2』となります。

【MODO BASS】主な特徴

注目のポイント
  • フィジカルモデリングにより超軽量 ※200MB以下
  • リアルタイム・モーダル・シンセシス搭載
  • 22種類のベースをモデリング
  • アンプ2種+エフェクト7種 ※AmpliTubeより採用
  • プリセット130種類以上
  • リアルなベース奏法を実現
    ・スラップ
    ・フィンガー
    ・ピック
    ・ミュート
    ・ピッキング位置 など
  • ベースのカスタマイズ
    ・4弦~6弦
    ・ピックアップ ※24種類、出力、位置、回路 など
    ・弦の材質 ほか

『MODO BASS』には、生演奏のような細かいニュアンスを自動合成する「リアルタイム・モーダル・シンセシス」という新技術のサウンドエンジンが搭載されています。

シンプルなMIDIパターンを ”自然な演奏” に自動変換します。また、サンプルデータを読込みがなく、マシン負荷やDAW関連のトラブルを軽減できるメリットもあります。

さらには、アンプシミュレーターの最高峰「AmpliTube」から継承されたアンプ/エフェクトの収録、即戦力のプリセット群によってリアルなベースサウンドをさらに際立てます。

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近代音楽では ”重低音” を意識した楽曲が多いため、ローEより下の音程を出せる5弦・6弦ベースへのカスタマイズが簡単にできるのもポイントです。

ベーシストにも人気のベース音源!

『MODO BASS』は、生演奏さながらのアーティキュレーション(奏法)調整が可能で、ベース本体を細部までカスタマイズができることからベーシストにも人気のソフト音源です。

KOMPLETEにも「SCARBEEシリーズ」のベース音源が収録されていますが、『MODO BASS』と比較するとリアルさに欠け、全体的に埋もれがちなサウンドの印象です。

これまで最高峰とされたベース音源『Trilian』と比較しても、肩を並べる高クオリティなサウンドで、直感的にコントロールできる点で優れているのでおすすめです。

激安ベースを生演奏したオーディオトラックをMIDIデータに変換し、MODO BASSを通してヴィンテージベースで鳴らすといった使い方も可能です。

【まとめ】MODO BASS

  • 業界初のフィジカルモデリング・ベース音源
  • ピックアップ、弦の材質までカスタマイズ可能
  • 容量200MB以下という驚異的な小サイズと低負荷
  • 新技術「リアルタイム・モーダル・シンセシス」を搭載

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【5】AmpliTubeシリーズ /IK Multimedia

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • メーカー公認アンプ50機種以上
  • メーカー公認ストンプ15機種以上
  • 業界No.1のキャビネットセクション

大人気アンプシミュレーター「AmpliTubeシリーズ」。バージョン4で「これ以上の進化はあるのか?」と話題でしたが、2020年12月に『AmpliTube 5』がリリースされました。

さらに高クオリティな音質を実現した『AmpliTube 5』には、メーカー公認ギアが数多く追加されました。UIも刷新され、実機を触るように直感的な操作ができます。

本バージョンの目玉は、”計143,000以上(各スピーカー✕600)のIRデータ収録”。レコーディングエンジニアも驚くほど、リアルで自由なマイキングが可能となりました。

公認メーカー: Marshall®、Fender®、Mesa/Boogie®、Orange®、ENGL®、Dr. Z®、Fulltone®、Seymour Duncan®、Morley®、Z.Vex® ほか

【AmpliTube 5】グレード比較一覧

グレードAmpliTube 5
SE

AmpliTube 5
無印
 超定番 
AmpliTube 5
MAX
 イチオシ 
<製品概要>
価格定価 ¥19,790定価 ¥39,590 定価 ¥79,190
アンプ1234107
ストンプ1947107
ラックエフェクト143644
キャビネット1327101
スピーカー81431
マイク51131
ルーム688

公式サイトで詳しく見る

イチオシは間違いなく最上位グレードです。というのも、メーカー公認のアンプ・ストンプのほとんどが『AmpliTube 5 MAX』に収録されているためです。

本機特有のサウンドへのこだわりはないが、本格的なギターの鳴りが欲しいという方は、『AmpliTube 5(無印)』がおすすめです。

リーズナブルな価格の『AmpliTube 5 SE』は、HR/HM系のギアに偏った印象です。マルチジャンルで楽曲制作する方の場合は、必要なアンプ・ストンプが少ないかもしれません。

気になる方は、無料デモ版『AmpliTube 5 Custom Shop』を使って、サウンドの傾向や操作性を確認してみましょう。

Amplitube 5 無料デモ版はこちら

ギターの音がショボい曲は冷める!

カラオケで盛り上がって「ギターを弾くマネをする人」を見たことがあると思います。一般リスナーにとって ”ギターは身近な楽器” で、カッコ悪い音では興醒めしてしまいます。

ギターはほとんどの楽曲で使用されますし、基本的にギタートラックはアンプシミュレーターで音を作るという方は『AmpliTube 5』がおすすめです。

AmpliTubeはアンプシミュレーター製品のなかでは高価ですが、値引きキャンペーンを頻繁に実施(最大半額ほど)していますので安くなったタイミングを狙うのも良いでしょう。

『AmpliTube 5』ではギターアンプ・ストンプ同様に、ベースアンプのサウンドも音質が向上し、キャビネット収音の細かい調整が可能となっています。

【まとめ】AmpliTubeシリーズ

  • 最高峰のアンプシミュレーター
  • 実機の鳴りを再現したい方は「MAX版」がおすすめ
  • 本格ギターサウンドがほしい方「無印版」がおすすめ
  • 値下げキャンペーンが狙い目

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※在庫に限りがある場合がございます※

【6】Ozoneシリーズ /iZotope

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 最新AI技術による自動マスタリング
  • 2ミックスに対してバランス調整が可能
  • リファレンストラックの特性を適合

iZotope社の「Ozoneシリーズ」は、最新AI技術によるマスタリング用プラグイントです。約20年の歴史があり、現在は『Ozone 9』までバージョンアップを遂げています。

『Ozone 10』には、「Elements」「Standard」「Advanced」の3つのグレードがあります。(「Standard」以上でスタンドアローンの使用が可能となります。)

基本的にはDAWのマスタートラックに挿して、各エフェクトはモジュールとして機能します。最上位「Advanced」のみ単体プラグインとしてトラック毎の使用が可能となります。

代名詞とも云える『Master Assistant』(自動マスタリング機能)に注目しがちですが、マキシマイザーやEQなどの各エフェクトも高品質と有名です。

【Ozone 10】グレード比較一覧

グレードOzone 10
Elements

Ozone 10
standard
 超定番 
Ozone 10
Advanced
 イチオシ 
<製品概要>
価格定価 ¥19,000定価 ¥37,000 定価 ¥74,200
プラグイン合計265487
<主なエフェクト>
Master Assistant266
Maximizer
6910
Equalizer567
Imager
71112
Match EQ56
Vintage Modules45
Dynamic EQ12
Exciter12
Dynamics12
Master Rebalance6
Low End Focus7
Spectral Shaper2
Tonal Balance Control plug-in8

公式サイトで詳しく見る

Ozone 9では2ミックスを再調整できる『Master Rebalance』が話題になりましたが、Ozone 10では『Master Assistant』の進化に注目が集まっています。

『AI機能Improved Master Assistant』は、自動的に好きな楽曲と同じようなバランス・音圧に調整してくれるので、初心者でも簡単に高クオリティな2ミックスを行えます。

ミックスダウン~マスタリングまで作業する方は「Advanced」、ミックスダウンやデモ音源作成までという方は「Standard」がおすすめです。

現在、さらにパワーアップした最新版「Ozone 11」がリリースされています。

ボタン1つでマスタリング完了!?

Ozoneシリーズの『Master Assistant』は、読み込んだ楽曲の音圧や帯域バランスを”最新AI技術で自動マスタリング” を行うもので業界に大きな衝撃を与えました。

その精度はとても高く、理想のサウンドをボタン1つで得られることから、またたく間にプロ・アマ問わず制作環境に導入されています。

ほかのDTMソフトと同じように、iZotope社もキャンペーンセール(30%前後の値下げ)を定期的に実施していますチェックしてみてください。

「Standard/Advanced」に搭載される[Referece]モードでは、好きなアーティストなどの楽曲を読み込むと ”類似したサウンド” に自動で設定します。

【まとめ】Ozoneシリーズ

  • 高精度な自動マスタリング機能搭載
  • 2ミックス音源のバランス調整が可能
  • 好きな楽曲のサウンドに自動で設定
  • マスタリングまで作業する方は「Advanced」版がおすすめ
  • ミックスダウンやデモ音源作成までの方は「Standard」版がおすすめ
  • キャンペーンセール(30%前後の値下げ)が狙い目

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【7】ELECTRI6ITY /VIR

(▲おすすめの参考・視聴サンプル動画▲)
ここがスゴイ!!
  • 24,000以上サンプリングを収録 ※24bit/44.1KHz
  • 独自技術によるリアルな奏法表現
  • AI解析でギターボイシングに自動変換

1本のエレキギターから24,000以上のサンプリングを収録し、リアルなギターサウンドとあらゆる奏法を実現した本格エレキギター音源『ELECTRI6ITY(エレクトリシティ)』。

『ELECTRI6ITY』は、Native Instruments製サンプラー『KONTAKT』専用ののライブラリー音源です。(無料版『KONTAKT PLAYER 5』が同梱されています。)

滑らかなギター奏法切り替えやリリースノイズの自動追加など、VIR2独自の技術が隅々まで使われ、フレーズの繋がりやダイナミクスが生演奏のように自然に聞こえます。

VIR2は、サンプリングCDで有名な「Big Fish Audio」社によるソフト音源ブランドです。

【ELECTRI6ITY】主な特徴

注目のポイント
  • ギター8種✕24,000以上サンプリング収録(24bit/44.1KHz)
    ※Strat、Tele、P90、Les Paul、Rickenbacker、Danelectro Lipstick、ES335、L4
  • アンプ7種+エフェクト5種
    ※ブリティッシュ、クラシック、クリーン、ジャズ、メタル、モダン、ロック
    ※フェイザー、フランジャー、コーラス、リバーブ、ディレイ
  • ギター奏法(アーティキュレーション)を網羅
    ※ハンマーオン/プルオフ、スライド、トリル、ミュート、スクラッチ ほか
  • アーティキュレーション&ベロシティ・モーフィング・テクノロジー搭載
  • AI解析で鍵盤のコード演奏をギター用ボイシングに自動変換
  • ダブルトラッキング時にメモリ使用量が増えない

公式サイトで詳しく見る

人工知能が最適な弦やフレットに置き換える機能は、面倒な打ち込み作業を大幅に軽減してくれます。(演奏のスピード/タイミング/音程などを自動的に解析します)

全てDIを通したクリーントーンでサンプリングしているため、内蔵アンプ以外にもAmpliTubeなどのアンプシミュレーターを通して音作りすることも可能です。

なんといっても、膨大なサンプリングによって実現したリアルなギター奏法の表現は、ほかのギター音源と比較しても群を抜くほどの高クオリティーです。

筆者はギタートラックはすべて生演奏で録音しますが、数あるギター音源の中で「生演奏っぽい」と思えたのは「ELECTRI6ITY」ぐらいでした。

打ち込み要素は多いがサウンドは1級品!

抜群のギターサウンドを誇る『ELECTRI6ITY』ですが、アーティキュレーションが豊富だけに打ち込み要素が多くなるため、ギター奏法の知識や慣れが必要です。

たとえばリリースノイズだけでも、「フィンガーノイズ:A-1+A#-1」「パームミュート:A-1+D#0」など14種類あります。

とはいえ、基本的な打ち込みと考え方は同じです。DTM情報サイト「sleepfreaks」さんが、『ELECTRI6ITY』の使い方を分かりやすく解説しています。

【まとめ】ELECTRI6ITY

  • 有名ギター8種それぞれ24,000以上サンプリング収録
  • 独自の技術で自然なアーティキュレーションを実現
  • AI解析により最適な弦やフレットに自動的に置き換える
  • 細かい演奏表現が可能だが打ち込み要素が増える

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【8】Hollywood Orchestra Opus /East West

ここがスゴイ!!
  • 完全プロ仕様のフルオーケストラ音源
  • 新エンジン「Opus」による高速処理
  • 大ヒット映画のサウンドを数秒で実現

East West社は老舗プラグインメーカーで、”フルオーケストラ音源なら『Hollywood Orchestra』” と世界各国のプロクリエイターに認知されています。

今回紹介するのは、2021年にリリースされた最新パッケージ『Hollywood Orchestra Opus』シリーズです。(旧パッケージは『Hollywood Orchestra』シリーズ)

最新パッケージでは、サウンドエンジニアに『ハリーポッター』『スターウォーズ』『タイタニック』などを手掛ける ”映画音楽の巨匠ショーン・マーフィー氏” が採用されました。

開発責任者には『Cubase』『Studio One』のウォルフガング・クンドルス氏、『KONTAKT』のウォルフガング・シュナイダー氏が採用されています。

【Hollywood Orchestra Opus】主な特徴

注目のポイント
  • 2つのグレードの違い
    ・Diamond版 … 24bit/44.1kHz、収録マイクポジション全数(\106,721
    Gold版 … 16bit/44.1kHz、マイクポジション数1(\94,797円
  • 18人編成の弦/木管/金管楽器などを新たに収録
  • 新たなサウンドエンジン「Opus」による高速処理
  • 3つのサウンドキャラクターから選択 ※新機能「MOODS」搭載
  • リアルタイムの自動アレンジ機能 ※Hollywood Orchestrator
  • 約1TBの大容量フルオーケストラ音源

Sonuscore社と共同開発された「Hollywood Orchestrator」は非常に面白く、収録楽器すべてのアレンジをリアルタイムで生成してくれます。(不要パートのミュート可)

シンプルなコードとメロディだけで、ハリウッド映画のような豪華なオーケストラへと即座に変換されます。(カスタマイズ可能な500以上のプリセットから選択可)

また、新たに追加された18人編成の音源や、高速処理を実現したOpusエンジンにより、最高峰のサウンドを惜しみなく投入できるためクオリティの高い楽曲制作を実現できます。

KOMPLETE同様に、約1TBの大容量ソフト音源です。2~4TBの外付けSSDを用意することをおすすめします。

1クリックでサウンドキャラクター変更!

Hollywood Orchestra Opus

新機能の「MOODS」は、3つのモード(Classic/Soft/Epic)からサウンドキャラクターを選択でき、音作りやベロシティ調整などの細かい作業を大幅に軽減することができます。

  • Classicモード:『Hollywood Orchestra』のオリジナルサウンド。
  • Softモード  : 柔らかく、落ち着きのあるなセンシティブなサウンド。
  • Epicモード  : アクション、アドベンチャー向けのパワフルなサウンド。

ちなみに、現在は「Diamond」版のみの販売です(理由は不明)。MOODS機能の特性から考えても、マイクポジションが1つの「Gold」版はないなと思ってはいましたが(苦笑)

パッケージ製品のほか、East West全製品を使えるサブスクリプションプラン(月額3,663円)も用意されています。

【まとめ】Hollywood Orchestra Opus

  • 業界屈指のエンジニア勢によって刷新
  • 新機能「MOODS」を使って細かい作業を軽減
  • アレンジのリアルタイム生成が可能
  • 約1TBの大容量フルオーケストラ音源

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さいごに

今回紹介したプラグインは、プロの音楽制作において必須のアイテムです。自身が仕上げた楽曲にクオリティが足りないと感じている場合は、必ず変化をもたらしてくれるはずです。

基本はありますが、音作りやプラグインの使い方に正解はありません。プロが発信する情報をキャッチし、たくさん音楽を聞いて、自分の耳で創っていきましょう。

それから忘れてはいけないのが ”ストレージ” です。最近のソフト音源は大容量ですので、ライブラリ用SSDも準備しておきましょう。

今回はここまで!それでは快適なDTMライフを♪

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