MSI製ノートは『爆速DTMマシン』だった!【Thunderbolt4搭載】

DTM

\本記事はこんな方にオススメ/

    • DTM用パソコンを探している方
    • BTOパソコンを探している方
    • Thunderbolt4が気になる方

DTM用マシンがだいぶ悲鳴をあげていたので、ずーっと憧れていたMACに手を出してみようかと見積もったら約38万…。

「うーん、どうしたものか…」と気づけばBTOパソコンを検索(笑)そして、arkで見つけたMSI製ノートPC(Thunderbolt4搭載)の見積りが約26万!

思わずポチっと購入。Windowsユーザーを継続確定するわけですが、セットアップしてみると爆速すぎて感動(涙)

性能の高さはもちろん、見た目もクールですので、DTMマシンの買い替えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

\ 最大48ヶ月まで支払手数料0円! /

ark公式サイト(BTOパソコン)

▲今すぐカスタマイズ料金を見てみる▲
スポンサーリンク

MSIは「世界で人気」のPCメーカー

MSIは、SONY台湾の元技術者が1986年に設立したグローバル企業です。

世界中のゲーマーから愛されているメーカーのひとつで、日本国内においてもMSIのゲーミングノートPCは2018年、2019年と2年連続で販売台数No.1となっています。

高性能なマザーボード、グラフィックカードなどを販売するPCパーツメーカーとしても評価が高いので、自作PCユーザーにも重宝されています。

MSI公式サイト

ゲーミングPCは性能が高いが、、、

近年のPCゲームは、オンラインのリアルタイム処理や、超高画質の映像を滑らかに表示するための高性能CPUやGPU(グラフィックボード)を必要とします。

ですので、処理速度について市販のゲーミングPCのほとんどがDTMに必要なスペックを満たしています。

ただし、DTMでは欠かせない「ストレージ容量」「データ転送速度」 の不足、必要以上の GPUに無駄な予算をかける可能性があります。

スポンサーリンク

DTMに必要なPCスペックは?

ここ数年は「大容量ソフト音源」「高性能処理エフェクト」が主流です。PCスペックが不足すると利用できないことがあるので注意が必要です。

<DTMに最低限必要なスペック>
ディスプレイ13インチ 以上
CPUIntel Core i5 以上
GPUあったほうが良い
メモリ16GB 以上
ストレージSSD 1TB以上

DTM歴10年以上の経験から、ノートPCなら最低限この程度のスペックは必要です。WindowsでDTMマシンを構築するなら、スペック変更ができるBTOが断然おすすめです。

旧PCとの比較

旧PC新PC
メーカー/型番iiyama/W550SUMSI/Prestige-15-A11SCS-006JP
ディスプレイ15.6インチ15.6インチ
CPUIntel Core i7 4712MQ
※第4世代
Intel Core i7 1185G7
※第11世代
GPUNVIDIA GTX 1650 Ti Max-Q 4GB
メモリ16GB32GB
ストレージSSD 256GB+HDD 1TBSSD 2TB+空き

新旧のPCスペックを表にしました。なぜこのスペックにしたのかを、1つずつ触れていきますので参考にしてください。

PCメーカーを選ぶ

筆者は、PCメーカーにこだわりはないです。本当はMacbook欲しかったぐらいですし(苦笑)

メーカーというより見た目を重視してます。気に入ったデザインの方が楽曲制作へのモチベーションが上がります(爆)

ただ、旧PC購入時もそうでしたが、必要なスペックを自由に選択でえきるBTOパソコンを取り扱う業者で探します。

ディスプレイサイズを選ぶ

本当は14インチが欲しかったのですが、取り扱いがなく15.6インチにしました。デュアルモニターで作業するので13インチでも良かったのですが、覗きこむのが疲れるんですよね…

ただし15.6インチは、持ち運ぶには重いです。(見やすさはノンストレスです)

筆者の場合、外に持ち運ぶのは歌録りぐらいなので全く問題ないですが、毎日のように持ち歩くなら間違いなく13~14インチをオススメします。

CPUを選ぶ

DTMマシンに「Intel Core i7」 なら文句なしです。現在市販されるDTMソフトを問題なく処理できます。

超高画質の動画編集でもしない限り、DTMマシンに「Intel Core i9」はスペックオーバーになります。(もちろん安く入手できるならアリです)

ミックスダウンやマスタリングはせずに、”作曲のためのDTM”という場合は Intel Core i5 でも問題ないです。

GPUを選ぶ

DTMマシンにGPUは不要という方もいますが、そんなことはありません。

旧PCではGPU非搭載だったので、CPUで映像処理をまかなっていたのですが、ミックスの終盤になると「画面表示されない」「カクカクした動きになる」などの現象が多発。

ある一定量のプラグインを挿すと、CPUでは映像処理が間に合わなくなるわけです。作業に支障が出るので、安価なGPUで全然良いので搭載することをおすすめします。

メモリを選ぶ

大容量ソフトウェアシンセが主流になり、高音質なぶんだけメモリをめっちゃ喰います。

旧PCでは ”8GB→16GB” にメモリ増設していましたが、楽曲やジャンルによってはメモリ不足で動作不良が発生していました。なので、今回は最初から32GBにしています。

動画作成もやってみたい方は32GBにしておくと安心です。16GBでも足りなくなったら簡単に増設できるのでお財布と相談してください。

ストレージを選ぶ

DTMに8TB、10TBなんていりませんが、大容量ソフトウェアシンセが主流ですのでストレージはあればあるだけ安心です。

気をつけてほしいことは必ずSSDにすること。今どきHDDにライブラリ保存してデータ転送なんてしてたら重くて話になりません。
なるべく出費を抑えたい場合は、バックアップ用ストレージをHDDにするとコスパ良いです。筆者はとりあえずSSDを2TB積んで、足りなくなったらSSD増設するつもりです。
\ 最大48ヶ月まで支払手数料0円! /
▲今すぐカスタマイズ料金を見てみる▲

MSIノート「Thunderbolt4」搭載モデルを購入

注文後に届いたメールには2~3週間かかると記載されていましたが、実際は1週間ほどで到着しました。急ぎで欲しい場合も安心です。

ちなみにThunderbolt4は、2020年にリリースされた通信規格で「USB 4.0」とも呼ばれています。こちらの記事でも触れていますので、気になる方は読んでみてください。
\ 関連記事はこちら /
【ApolloTwinX】サンダーボルトケーブル選びに注意すべきこと!?
...

▼さっそくダンボールを開けてみると、高級感のある箱にテンションが上ります。


▼カスタマイズしたSSDの箱もちゃんと入ってました。


▼フタを開けてご対面。アルミ合金パネルがクールです。


▼右側面は「microSD」「USB3.0」の差込口があります。


▼左側面には「HDMI」と「Thunderbolt 4」の差込口があります。

Thunderboltで接続する大人気オーディオインターフェースといえば『Apollo Twin X』ですよね。こちらの記事で紹介しているので、気になる方は読んでみてください。

\ 関連記事はこちら /
Windows環境で使えるの?ユーザー激増中の『Apollo Twin X』をレビュー
...

▼電源を入れるとピカリ!はじめての光るキーボードにテンション爆上がり(苦笑)

MSIノートPCで「困った」3つのこと

MSIノートPCを触ってみて気になったことを赤裸々に紹介していきます。実物を見ずに購入したので、いくつかギャップがありました。

①電源ボタンとDeleteキーの位置

まずは、”電源ボタン” が指の届く範囲にあるので誤って押してしまう可能性があること。(MSI製品以外にも、HP製品などほかのPCメーカーでも採用されている配置ですが)

ひとまず[コントロールパネル]>[電源オプション]で「電源ボタンを押したときの動作:何もしない」に設定して対処しました。

つぎに、DELETEが右端にあること。一般的なキーボードはBACK SPACEがある位置だと思います。これはなかなか指が慣れなくてしばらく苦戦しそうです。

②本体が思ってたより熱くなる

強力冷却システム「Cooler Boost3」が搭載されているようですが、キーボード上部のファンクションキー周辺と、本体裏面が結構熱くなります

追記

半年ほど使ってふと気づいたのですが、なぜか熱くなることが少なくなりました。裏でアップデートでも走ってのかしら…。(2021/12/21現在)

③15.6インチはやっぱり重い

旧PCより軽くなったとはいえ、15.6インチはやっぱり重いです…。個人的にイチオシの14型はモデルが少ないので、PCメーカーさん検討お願いします(爆)

重さとは関係ないですが、MSI製品はキーボードの大きさや押し心地がちょうど良く、マウスパッドの反応が滑らかで気持ちが良いですね。

筆者のように、DTMマシンで「ブログ投稿」「資料作成」などキーボードをよく使う方には重要なポイントだったります。

MSIノートPCが「スゴイ」3つのこと

続いては、MSIノートPCを触ってみて感動したことを紹介していきます。4~5年以上前の古いモデルで、苦戦しながらDTMをする方には目からウロコかもしれません。

①とにかく静か!

SSDなので静かなのは当たり前ですが、独自冷却システム「Cooler Boost3」により、空冷ファンも付いてないので物音ひとつしない静けさです。

本体に耳を近づけて「ヴーン」と音が聞こえてくる程度です。

ボーカルやアコギなどのマイクを使ったレコーディングでも心配いりません。旧PCでは、省電力モードでもファンの音が聞こえてくるので結構ストレスでした(苦笑)

②重いシンセもサクサク動く

試しにKontactを4つ立ち上げて、それぞれに重めのシンセを6つずつ突っ込んでみます。適当に音符を入れて再生してみると…

ビクともしないこの貫禄。第11世代CPUと、メモリ32GBの恩恵はかなり大きいです。

③Thunderbolt4搭載

そもそも、Thunderboltが搭載されたWindowsマシン自体多くありません。MSI社はいち早くThunderbolt4にも対応しているので、さすが世界で愛されるメーカーです。

『Apollo twin X』 を使いたくて、Thunderbolt搭載のパソコンを探していたので、MSIノートPCに出会えて今回は本当にラッキーでした(嬉)

まとめ

もともとは「Macbook pro」が欲しかったのですが、結果として12万円ほど安く同等レベルのDTMマシンを入手できたので大満足です。

DTMマシンをWindowsで構築するならBTOにしましょう。(一般的な市販モデルには不要なソフトがたくさんインストールされていたり、スペックの変更ができません。)

MSI製ノートPCが気になった方は、arkのBTOパソコンを是非チェックしてみてください。ローン手数料が最大48ヶ月まで無料なので、無理なく支払うことができます。

今回はここまで。それでは快適なDTMライフを♪

\ 最大48ヶ月まで支払手数料0円! /
▲今すぐカスタマイズ料金を見てみる▲
タイトルとURLをコピーしました