この記事では、楽譜作成ソフト『Dorico』のチョーキングの表記について解説していきます。
つぎのように、チョーキングにはいくつかの種類があるので覚えていきましょう。
- ポルタメントチョーキング …滑らかに徐々に音程を変化させる。
- チョークアップ … チョーキングアップした状態でピッキングする。
- チョーキングダウン … チョーキングアップした状態から戻す。
- 複音チョーキング … 複数弦または複数弦の一部をチョーキングする。
ポルタメントチョーキングの表記
▼再生ボタンを押すと手順が見れます▼
手順はこちら
- 音符はチョーキング ”前” の音程を入力します。
- 画面下の［∧］ボタンをクリックし、プロパティパネルを開きます。
- 任意の音符を選択し、「ギターポストベンド」＞「ポストベンドの音程」を有効にします。
「ポストベンドの音程」の設定例
- ２：長 … １音チョーキング
- ２：増 … １音半チョーキング
- ２：減 … 半音チョーキング
- 微分音のベンド … クォーターチョーキング
複音チョーキングも同様です。
チョークアップの表記
▼再生ボタンを押すと手順が見れます▼
手順はこちら
- 音符はチョーキング ”後” の音程を入力します。
- 画面下の［∧］ボタンをクリックし、プロパティパネルを開きます。
- 任意の音符を選択し、「ギターベンディング」＞「ベンディングの音程」を有効にします。
「ベンディングの音程」の設定例
- ２：長 … １音チョーキング
- ２：増 … １音半チョーキング
- ２：減 … 半音チョーキング
- １：完全 … クォーターチョーキング ※仮
チョーキングダウンの表記
▼再生ボタンを押すと手順が見れます▼
手順はこちら
- 任意の音符を選択し、［Shift］+［X］キーを押してテキストエディターを開きます。
- 「C.D」や「D」などチョーキングダウンが分かるテキストを入力します。
- チョーキングする音符を選択し、「⌒（スラー）」を適用します。
チョーキングダウンを表記はスラーだけでも良いですが、レガート奏法では分かりづらくなるので可能な限りテキストで補足を入れましょう。
＼ 送料無料！セール開催中！ ／
リンク