ギタースタンドの劣化した『スポンジ』を交換しよう!【作業時間15分】

GUITAR

\本記事はこんな方にオススメ/

    • Gt.スタンドのスポンジがボロボロ…
    • 骨組みはまだ使えるのに勿体ない…
    • Gt.スタンドのスポンジは売ってる?
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はじめに

(▲10年以上使用したギタースタンド)

本ページでは、ギタースタンド(5本用)の『スポンジ交換』を紹介しています。「まだフレームは使えるから安く修理したい!」と思っている方は参考にしてみてください。

ギタースタンドのスポンジ(特に表面のコーティング部)は、劣化するとポロポロとカスが出て掃除が面倒ですし、クッション性も落ちるのでギターに悪影響を与えます。

筆者も12年ほど使って「もう限界…」と感じ、スポンジ部を見て「自分で出来るかも!」と初めての試みでしたが、あっさりと修理できたのでぜひチャレンジしてみてください。

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ギタースタンド用の『スポンジ』は?

交換用のスポンジ
  • 内径:15mm × 長さ:98mm … 6本
  • 内径:22mm x 長さ:1.8m  … 1本
    ※または、内径:22mm x 長さ:60cm … 3本

今回は交換用スポンジとして、断熱パイプ等に使われる ”フォームチューブ(ネック/ボディ受け部用)” 、グリップ等に使われる ”スポンジカバー(突起部用)”を採用しました。

フォームチューブは、柔らかめの素材(発泡ゴム)で厚さは9mmほどですが、本体の重いレスポールやベース等でも問題ありません。(投げるように置かなければ 苦笑)

おそらくお近くのホームセンター等でも販売されていますし、一般的なネットショップでも販売しています。ちなみに筆者は、Amazonで合計1,700円程で購入しました。

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ギタースタンドの『スポンジ』を交換する

ここからは、実際に行ったギタースタンドのスポンジ交換を紹介します。特に難しいこともなく、作業時間は15分ほどでしたので空いた時間にささっと済ませることができます。

【1】「フレーム」と「スポンジ」を外す

工具を使ってフレームをバラして、スポンジを外します。接着剤は使われてなく、どれもスポッと簡単に抜けました。(ネジ・留め具は無くさないように注意してください)
物のついでに、フレームをキレイに拭きましょう。また、ネジやナットに潤滑油スプレーを少し吹いておけば回しやすく、サビ防止にもなります。

【2】ボディ受け部の「スポンジ」を取り付ける

ボディ受け部にフォームチューブを差し込み、フレームを組みます。フレーム外径:約20mm、フォームチューブ内径:22mmですが緩い感じはそれほどありません。
旧スポンジの長さが60cm/本でしたので、今回は1.8mのフォームチューブを3分割にカットして取り付けています。(ぴったりなので失敗は許されない…)

【3】ネック受け部の「スポンジ」を取り付ける

フォームチューブを縦に一直線にカットし、少しピンと張りながら突起部に「プチ」っと差し込みます。(本当は切り込みを入れて差し込んだ方が良いかもしれませんが…)

 

背面部はそのままでも問題ないですが、カット部を接着剤でくっつけるか、結束バンドで数カ所を留めておくとズレる心配がなくなります。

【4】突起部の「スポンジ」を取り付ける

ネック受け部のフレームを組んだら、突起部にスポンジカバーを差し込んで完成です。少し長いですが、内径サイズはピッタリでさほどズレないのでこのまま使います。
新品同様の見た目になりました。劣化したスポンジのカスがギターや床に付いて、日々ストレスだったのでもっと早くやっておけばよかった…(苦笑)

さいごに

今回は、ギタースタンド(5本用)の『スポンジ交換』を紹介しました。1本用のギタースタンドでも応用できますので、フレームがまだ使えるのであればチャレンジしてみてください。

5本用ギタースタンドは安いもので5000~6000円ほど。10年以上使ったので元は取れていると思いますが、簡単なことならSDGsは意識していきたいものです。

ほかにも、ギターメンテナンス記事を公開してますので興味のある方は読んでみてください。今回はここまで!それでは快適なギターライフを♪

 

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