ステージに立ちたい、強引にバンドに誘われた、プロギタリストになりたい等…人それぞれ事情はあれど、どうせやるなら上手くなりたいですよね?
では、どうすれば上達するのか?
その答えは、”一流のギタープレイヤー” だけが実践する10の練習法にあります。知識をインプットするだけでなく、今日から練習に取り入れることが大切です!
TAB譜や図解で解説していきますので、是非参考にしてみてください。
【1】リズムを変える
プロが実践する練習法の1つ目は、フレーズのリズムを変えることです。具体的には、6連符を16分音符に変えたり、フレーズに休符を入れて変化をつけていきます。
音程や運指は同じでもリズムが変わることによって、フレーズの聞こえ方、タイミングや感覚がまったくの別モノになるので非常に効果的な練習になります。
【2】レガートにする
プロが実践する練習法の2つ目は、レガートで弾くことです。ハンマリング・オン、プリング・オフ、スライドを使ったレガートで弾いてみましょう。
しっかりと左手のコントロールができていないと、安定した音が出ないので案外難しいですよ。レガート奏法をメインとする方は、逆にフルピッキングで練習してみましょう。
【3】アクセントを変える
プロが実践する練習法の3つ目は、アクセントを変えることです。アクセントを変えると、リズムのノリが変わってグルーヴが生まれます。
多くのギタリストは、拍のアタマや手グセでアクセントをつけるので、コントロールできるようになるだけで相当なレベルアップになります。
【4】ニュアンスを意識する
プロが実践する練習法の4つ目は、ニュアンスを意識することです。前述のアクセントも含まれすが、次のようなことを練習に取り入れてみてください。
- 弦を弾くときのピックの深さ【強弱】
- 弦を弾くときのピックの角度【音質】
- 弦を弾くときのスピード【鋭さ】
- 弦を押さえるときの指の力加減【音質】など…
【5】度数を意識する
プロが実践する練習法の5つ目は、度数を意識することです。中級レベル以上のギタリストは、構成音の特徴を効果的に使ってフレージングしています。
度数を理解するとアドリブやアレンジの幅が広がるので、必須のギター・スキルになります。基本的には、Root、3rd、5th、7th を把握していればOKです。
【6】ポジションを変える
プロが実践する練習法の6つ目は、ポジションを変えることです。ギターなど弦楽器の最大の特徴ともいえる ”異弦同音” を活用できるようになりましょう。
まずは簡単な短いフレーズをいろんなポジションで弾いてみてください。このとき、度数を理解できていると上達が早くなります。
【7】キーを変える
プロが実践する練習法の7つ目は、ポジションを変えることです。フレーズ、スケールなど、ポジションを変えても弾けるように練習しましょう。
たった1つのフレーズでも、B♭m、Bm、Cm、C#m …とほかのキーでも弾けると12フレーズ覚えることにもなります。
【8】ピッキングを変える
プロが実践する練習法の8つ目は、ピッキングを変えることです。オルタネイト・ピッキングをアップからはじめたり、ダウン・ピッキングだけで弾いてみてください。
はじめは違和感を感じるかもしれませんが、音質に変化をつけられるほか、複雑なフレーズにも対応できるようになります。エコノミー・ピッキングもこれに当てはまります。
【9】サウンドを変える
プロが実践する練習法の9つ目は、サウンドを変えることです。歪み、クリーン、ワウワウ、フェイザーなど、エフェクターの音色を変えて練習しましょう。
よくある例として、歪みをメインとする方は押弦やピッキングが甘くなり、クリーンをメインとする方はミュートが甘くなります。このように自身の課題が見えてきます。
【10】レコーディングする
プロが実践する練習法の最後は、レコーディングすることです。自宅練習、リハーサル、ライブなど、積極的に録音・録画するようにしましょう。
レコーディングすると、リズム、ピッチ、ニュアンスなどを客観的に分析でき、上達スピードを倍増させる1番の練習法といわれています。
まとめ
今回はプロが実践する10の練習法を紹介しましたが、「どこかで聞いた話だな」「そのうちやってみようかな」とサラッと読み流した方は要注意!
「弾けそう」ではなく「弾ける」にすることが重要です。プロミュージシャンでも、同じフレーズを1日中練習したりと ”地味な練習” の積み重ねで腕を磨いています。
プロは、当たり前のことを ”当たり前” にできる+@ を実現できるからプロフェッショナル。あなたも、10の練習法を ”当たり前” にして上達していきましょう!