【有料級】たった3日で速弾きが!?『禁断』のトレーニング法を大公開!(TAB譜付き)

GUITAR
このページでは、速弾きができるようになるための「メカニズム」と「トレーニング法」を解説しています。

突然ですが、速弾きと次のようなことは全く関係ありません。

  • 才能   → 関係ない
  • 大きな手 → 関係ない
  • 指の長さ → 関係ない
  • ギター  → 関係ない

メカニズムを理解して正しい練習をすれば、基礎が出来ている人なら3日で誰でも ”速弾きはできる”ようになります。

この記事では、『禁断』とも言える有料級の速弾きトレーニング法を詳しく解説していきます。ギターのチューニングをしながら続きを読み進めてください。

 

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「速弾き」が3日で出来るようになったキッカケ

かくゆう僕も、ギターをはじめてから15年間は速弾きができませんでした…(苦笑)厳密に云うと、キレイに鳴らせなかったというレベル感でしょうか。

当時、HR/HM系バンドのサイドギターとしてライブ出演することが多かったのですが、ソロやソロハモリする曲も当然ありました。

毎日練習いるばずなのに、納得のいく速弾きができない。あまりに悩んでいたので、リードギター(元メジャーバンド在籍)に相談すると ”速弾きトレーニング法” を教えてくれました。

そのリードギタリストはギター講師もやっていたので、今考えれば有料級の情報をたくさん提供してくれてました(焦)

ためして3日後に大きな変化が…

ぶっちゃけ半信半疑でしたが、速弾きが出来るようになりたいと ”切実” に思っていたので、さっそくその日から取り組みます。そして事件は3日後です、、、

「え? めっちゃ指動くんだけど…今までの苦労なんだったの?(涙)」

まさに天地がひっくり返ったような衝撃を受けて、その日は1日中半泣き状態(笑)

翌日、おそるおそる速弾きフレーズを弾いてみると「やっぱり弾ける…」。まるで彼女が出来た次の日のような、理想と現実が重なったなんとも幸せな気分でした(嬉)

ある程度、速弾き練習していた方はリミッターが外れた感覚を味わうと思います。初心者の方でも1~2週間で見違えるほど指が動くようになるはずです。
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速弾きができない原因は1つ

速弾きができない理由は、シンプルに ”速弾きに必要な筋力の不足” が原因です。

たとえば、「ランニングでタイムを縮める」「バーベルの重さを上げる」「スイミングで距離を伸ばす」など、人間がいまの身体能力を超えるには筋力アップが欠かせません。

速弾きも同じで、通常より負荷がかかる練習をしなければ ”速弾き筋” が鍛えられないのはご想像の通りです。

”速弾き筋” を鍛えるといってもマッチョにするのではなく、”スジ” を鍛えて密度を高めるイメージです。

速弾きトレーニングの3つのポイント

さて、練習に入る前に ”速弾きトレーニングの3つのポイント” を理解しておきましょう。

最短で速弾きを習得するためのルールとも言えるので、必ず守って練習するようにしてください。念を押しますが、本当に重要なポイントです。

【ポイント①】右手と左手の練習を分けること

効率良く速弾きを習得するには、右手と左手を別々に練習することです。

人間は、次ような一連を瞬時に判断してギターを演奏しています。(本当は「力の入れ具合」「動作させる角度」など、もっと細分化できますが省略します)

  • 楽譜で次の音を確認する
  • フレットを確認する
  • 目的の弦を押さえる
  • ピッキングで発音する
  • 発音した音を確認する

これだけ多くのことを普段からやっているわけですが、それに加えて ”速弾き” という上級テクニックを上乗せするには同じようなやり方で練習しても速弾きはできません。

右手と左手の練習を分けることで、”速弾き筋” に効果的な負荷を与えて鍛えることが出来るようになります。

【ポイント②】メトロノームは使わないこと

右手と左手の練習を分けて行うのと同じで、速弾きが弾けない時期はメトロノームを使ってはいけません。

そもそも ”速弾き筋” がないので、限界の速さのテンポを超えることができずに時間の無駄となりますのでやめましょう。

リズム感は速弾きが弾けるようになってから矯正すれば良いので、順序通りに練習してください。(焦らずに!)

【ポイント③】ハイゲインサウンドで練習すること

最も大事なポイントですが、速弾き練習は ”超歪んだ音” にすることで3つのメリットがあります。(ハイゲインアンプ、ディストーションなど)

  1. 実演を想定した音で練習できる
  2. 自然と不要弦のミュートを覚える
  3. ミスが分かりづらくなる ※超重要

冗談抜きに、何を弾いてるか分からないぐらい歪ませて ”速弾きを弾けた気になる” こと、つまりモチベーションを保つことが大事です。(人間がやることですからね 苦笑)

速弾きが出来ない人の多くは、”キレイな音で速弾きを弾きたい” と、クリーンサウンドで練習します。リズム感と同様にあとから矯正しましょう。

速弾き習得までのメカニズム

ここまで解説したことをまとめると、速弾きが弾けるようになるまでのメカニズムが見えてきます。このメカニズムを念頭に、速弾き練習を実践してください。

  • 速弾きには ”速弾き筋 が必要
  • 左右の手を分けて鍛えること
  • リズム練習は指が動くようになってから
  • 最初から ”質”を求めない

また、このあと紹介するトレーニング方は長時間続けるとケガに繋がる可能性があるので絶対無理はしないでください。

最優先のミッションは、速弾きの速度に対応する(動く)右手と左手に仕上げることです。その他はあとから何とでもなるので後回しにしましょう。

禁断の『右手』トレーニング

それでは、速弾きギターを習得するための右手のトレーニングを紹介します。全力でやる内容なので、プロ・アマ問わずキツいです(苦笑)

トレーニング① ※右手

練習のやり方は次の通りで、ピックが落ちない程度につまむ力で全力で振る感覚を養ってください。

  1. ピックは落ちない程度につまむ
  2. その手を何も考えず全力で振る
  3. 全力で振った状態で1弦に当てる
  4. そのまま1分間続ける

はじめは2弦、3弦に当たってノイズが出ても気にしないこと。上記1~4を維持したまま、微調整しながら1弦だけに当てれるようになってください。

TAB譜を見やすくするために6連符にしていますが、リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

禁断の『左手』トレーニング

続いて、速弾きギターを習得するための左手のトレーニングを5つ紹介します。運指については次の通りです。

右手よりもキツいですが、しっかり音を出すことを意識することで、効果的に ”速弾き筋” が鍛えられます。

  • 1 → 人差し指
  • 2 → 中指
  • 3 → 薬指
  • 4 → 小指

トレーニング② ※左手

練習のやり方は次の通りで、しっかり音を出すことを意識してハンマリング・プリング(レガート)を行ってください。

  1. 1音目はピッキング、ハンマリングどちらでも良い
  2. 運指の順番通りに全力で1分間続ける
右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

トレーニング② ※左手

練習のやり方は次の通りで、しっかり音を出すことを意識してハンマリング・プリング(レガート)を行ってください。

  1. 1音目はピッキング、ハンマリングどちらでも良い
  2. 運指の順番通りに全力で1分間続ける
右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

トレーニング④ ※左手

練習のやり方は次の通りで、しっかり音を出すことを意識してハンマリング・プリング(レガート)を行ってください。

  1. 1音目はピッキング、ハンマリングどちらでも良い
  2. 運指の順番通りに全力で1分間続ける
右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

トレーニング⑤ ※左手

練習のやり方は次の通りで、しっかり音を出すことを意識してハンマリング・プリング(レガート)を行ってください。

  1. 1音目はピッキング、ハンマリングどちらでも良い
  2. 運指の順番通りに全力で1分間続ける
右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

トレーニング⑥ ※左手

練習のやり方は次の通りで、しっかり音を出すことを意識してハンマリング・プリング(レガート)を行ってください。

  1. 1音目はピッキング、ハンマリングどちらでも良い
  2. 運指の順番通りに全力で1分間続ける
右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

両手をリンクさせるトレーニング

最後に、右手と左手をリンクさせるトレーニングを紹介します。ここが1番のネックとなるトレーニングになるのでしっかり習得しましょう。

トレーニング⑦ ※両手

練習のやり方は次の通りで、左手を素早く動かすことを意識してフルピッキングを行ってください。

  1. 右手で1弦0フレットを連続ピッキングする
  2. 右手の速度に合うタイミングで弦を左手で押さえる

右手のピッキングは最速よりちょっと速度を落としたぐらいからはじめましょう。

右手は、不要な弦をミュートしておきましょう。リズムやテンポは全く気にしなくていいです。

さいごに

今回紹介した練習フレーズを、次のルーティングで1日1回(10分間)練習しましょう。

  • トレーニング① ※右手(1分間)
  • トレーニング② ※左手(1分間)
  • ~休憩~       (1分間)
  • トレーニング③ ※左手(1分間)
  • ~休憩~       (1分間)
  • トレーニング④ ※左手(1分間)
  • ~休憩~       (1分間)
  • トレーニング⑤ ※左手(1分間)
  • ~休憩~       (1分間)
  • トレーニング⑥ ※左手(1分間)

※「トレーニング⑦ ※両手」は①~⑥のコツが分かってきたぐらいから取り入れましょう。

全力でやるトレーニングなので、プロ・アマ問わずラクに出来るようになることはありません(爆)ただし、日々鍛錬することで「速度」と「持久力」が身に付きます。

人間の体は順応性が高いので、しっかり練習していれば3日を過ぎたあたりで普段と違う ”感覚” を覚えるはずです。

そうなれば、速弾きが出来るようになるまで時間はかかりません。大切なのは、はじめはリズムを気にせず、ギターを歪ませて1つ1つのメニューを全力でやることです。

それでは、しっかりトレーニングに励んでくださいね♪

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