【ストラト編】『ミリ規格⇒インチ規格』へのポット交換手順を解説!

GUITAR

\本記事はこんな方にオススメ/

    • ポットをミリ⇒インチに変えたい!
    • ポット取付穴のサイズが合わない?
    • ポット交換にどんな工具が必要…?

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はじめに

本ページでは、ストラトのポットを ”ミリ規格からインチ規格に交換” する手順を紹介します。ちょっとした ”コツが必要” なので、初めてポット交換する方は要チェックです。

ミリ規格(軸径:7~8mm)とインチ規格(軸径:9.5mm)では軸径サイズが異なるため、専用工具を使ってギターボディの取付穴を拡張する必要があります。
通常、ストラトには抵抗値250kΩのポットを搭載します。こちらの記事で、おすすめのポットメーカーを紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

 関連記事  【特集】ギターポット500kΩ編|3タイプ計18モデルを紹介!

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『ミリ規格⇒インチ規格』へのポット交換手順

それでは、ミリ規格からインチ規格へのポット交換手順を解説していきます。ポット交換に必要な工具も紹介していきますので、お持ちでない方は揃えておきましょう。

作業時間は、初めての方でも30分前後で済むと思います。コイルタップ等、通常の配線と異なる場合は1時間ぐらいかかるかもしれません。

【1】ピックガードを取り外す

まずはピックガードを外します。上画像のように、ジャック、アース等に繋がる配線を半田ゴテを使って外すと作業しやすいです。
初めての方は、必ず作業前に「配線をカメラで撮る」「配線を手書きメモする」等して、新ポットを配線する際に困らないようにしましょう。

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【2】現行ポットを取り外す

次にセレクターSW、ピックアップの配線を外し、現行ポットを取り外します。上画像のようなレンチがあると、ギターを傷付けず、ミリインチの両サイズを外せます
ナットを緩める際、ポット本体がくるくると回ることがあるので、反対の手でポットを押さえて固定するとスムーズに外せます。

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【3】ポット取付穴を拡張する

取付穴がミリ規格用の場合は、リーマーを使って拡張します。ネットショップで購入できる1,000~1,500円ほどのもので十分キレイに拡張できます
取付穴が大きすぎるとポットの固定が不安定になるので、”少し拡げてはポットが入るか確認” を繰り返してピッタリサイズを目指しましょう。

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【4】新ポットを取付ける

取付穴の拡張が済んだらポットを取付けます。上画像のように、ボリュームポットの足はトーンの方へ、トーンポットの足は向き合うようにしてナットを締めます

ピックガードにポットを取付ける場合は、ポットの頭が出る高さを調整するためにナットを1~2枚仕込む必要があるので、予備のナットも準備しておきましょう。

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菊ワッシャー(ギザギザ付き)は、人によって付けたり付けなかったりしますが、演奏中にボリューム/トーンをよく触る方は付けることをおすすめします。

【5】新ポットを配線する

新ポットを取付けたら、ピックアップ、セレクターSW、ジャック、アース等の配線を半田付けし、ピックガードをボディに戻してネジ締めします。
配線ケーブルが煩雑になっていると、断線や接触不良等のトラブルを招きやすくなります。ケーブルの長さや配置等、ある程度整えるようにしましょう。

【6】インチ用ノブを取付ける

最後にインチサイズ用ノブを取付けて完成です。新品のノブは取付けにくく、力づくではポットを破損する可能性があるのでゆっくりと差し込みましょう。
今回はSCUD製ストラトタイプノブを購入しました。安価ですが「穴サイズ」「作り」「ルックス」「使用感」いずれも全く問題ありません。

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さいごに

今回は、ストラトのポットを ”ミリ規格からインチ規格に交換” する手順を紹介しました。リペアショップでは5,000円前後するので、自分で交換できるとコスト削減できます。

ポットはピックアップと比べて安価です。半田付けの経験がない方でも、さほど神経質にならずにチャレンジしやすく、サウンドの変化も楽しめるギターパーツです。

業界では、”海外製ポットの方が品質が良い” と云われています(理由は割愛します)。こちらの記事で、おすすめのポットメーカーを紹介していますので参考にしてみてください。

今回はここまで!それでは快適なギターライフを♪

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