バンドで売れたいなら『YouTube戦略』がすべて!【調査結果でわかる6つのこと】

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近年、インターネットの急速な発展により、米津玄師、ヨルシカ、YOASOBI、Eve、Adoなど、SNS出身のアーティストが続々とメジャーデビューする現象が起こっています。

かつてのように、音楽レーベル所属を目指してオーディションや音源審査を受ける時代は終わり、”自分で世界に発信できる時代” に変わりました。

とはいえ、マーケティングのプロでもない限り「何をすればいいの?」と頭を抱えます(汗)そこで今回は、6つの調査結果から見えてきた ”現代の音楽プロモーション” について考えていきます。

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①音楽は『YouTubeで視聴』する時代

(出典:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」※日本レコード協会)

上グラフは、日本レコード協会が「この半年間に、音楽を楽しむために利用した商品やサービス」をアンケート調査した結果です。

【1位】YouTube
【2位】テレビ
【3位】定額制音楽配信サービス全体

一目瞭然、YouTubeは群を抜いて1位。アマチュアミュージシャンの場合、TV出演や定額制音楽配信サービスへの参入は敷居が高く、自分の音楽を聞いてもらえるメディアはYouTube一択でしょう。

また、モバイル社会研究所(NTTドコモ)の「スマホ・ケータイ所有者の動画サービス利用とYouTube利用動向」では、YouTubeの認知率96.9%・利用率65.8%という結果。

認知率2位のニコニコ動画が80.4%(利用率:8.3%)と、YouTubeがどれだけ浸透しているかが分かります。つまり、「YouTubeを制する者は、音楽プロモーションを制する」というわけです。

定額制音楽配信サービス全体は、 「定額制音楽配信サービス」「Spotifyフリープラン・LINE MUSICフリープラン」「Amazon Prime Music」の合算値です。
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②YouTubeは『宣伝効果』が高い

(出典:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」※日本レコード協会)

上グラフは、日本レコード協会が「好きなアーティスト」「知っているアーティスト」「全く知らないアーティスト」をどのような手段で視聴しているかをアンケート調査した結果です。

こちらもYouTubeが圧倒的ですが、面白いことに「全く知らないアーティスト」も比例して視聴されています。(ほかのメディアでは、「好きなアーティスト」との差が大きい傾向にあります。)

これは、YouTube再生の70~85%は関連動画欄から発生していることが影響しています。無名のアマチュアミュージシャンにとって、これほどプロモーションとなるメディアは他にありません。

③トレンドは『若年層』が左右する

(出典:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」※日本レコード協会)

上グラフは、日本レコード協会が「この半年間に、音楽を楽しむために利用した商品やサービス」をアンケート調査し、年齢別に集計した結果です。

YouTubeをはじめとする多くのメディアで、12~19歳、20代の利用が突出しています。いつの時代にも当てはまりますが、”若年層のハートを掴める楽曲” がトレンドとなります。

さらには、50代・60代の中高年層をみても、テレビと同等にYouTubeが利用されています。ミュージシャンは、ターゲット年層に関係なく ”YouTubeを中心とした活動” を考える時代となりました。

④YouTubeの『人気ジャンル』を探る

(出典:「JKDKの好きなYouTuberランキング」※LINEリサーチ)

上のランキング表は、LINEリサーチが「YouTubeでよく見るジャンル」を高校1年生~3年生を対象にアンケート調査した結果です。

  • ミュージック
  • 歌ってみた・踊ってみた
  • アニメ

この結果からも、YouTubeで音楽が視聴されていることが分かりますが、「歌ってみた・踊ってみた」(弾いてみた)の人気もまだ衰えていないようです。

SNS出身アーティストの多くがアニメーションMVを公開しています。素顔を出さないなどの理由もありますが、若年層が流入しやすい「アニメ」は注目すべきポイントです。

⑤アーティストに『お金を使う理由』を理解する

(出典:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」※日本レコード協会)

上グラフは、日本レコード協会が「この半年間でアーティストにお金を使った理由や目的」についてアンケート調査した結果となります。

やはり、「好きなアーティスト」に対しては ”モノを手元に所有したい”気持ちが強いことが伺えます。YouTubeからの流入で、音源・特典グッズなどを購入できる仕組みも1つの手段です。

一方で、「全く知らないアーティスト」の方が ”話題” になったときに強い興味を持たれています。アーティスト、バンドとしての個性を理解し、表現方法は常にアップデートが必要です。

⑥音楽への『支出額』のチェックする

(出典:2020年度「音楽メディアユーザー実態調査」※日本レコード協会)

上グラフは、日本レコード協会が「この半年間に音楽関連の商品・サービスについてどの程度お金を使いましたか」とアンケート調査した結果です。

コロナ騒動の影響もあり、2020年の支出額は過去12年間で最少額。ただし、「有料配信型ライブ」「定額制動画配信サービス」という新たなジャンルが誕生したことを見逃してはいけません。

高速・低遅延の5Gの登場で、「映像で楽しむ」スタイルは主流となりつつあります。YouTubeでプロモーションしつつ、有料配信へ流入させる仕組みが今後の課題となるでしょう。

さいごに

今回は、「バンドで売れたいなら『YouTube戦略』がすべて!」というテーマで、6つの調査結果をもとに今後の ”音楽プロモーション” について考察しました。

アーティストにとって、YouTubeからライブ(リアル&配信)、物販(音源、特典グッズ)へ流入できる仕組み作りが今後の活動のカギとなるのは間違いありません。

楽曲制作やライブはもちろん大事ですが、アニメーションを使ったMVや、歌ってみた・弾いてみた動画など、これまでとは違った活動をすれば ”これまでと違った結果をもたらす”はずです。

トライ&エラーを繰り返して、自分にとってベストなやり方を探していきましょう。

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