愛用歴10年!ギター上達の悩みは『BOSS BR-80』で解消♪

GUITAR

突然ですが、ふだんの練習を振り返えってください。こんなことを手軽にできたらと思いませんか?

  • 音源のスピードやピッチを変更する
  • 音源の一部をリピートして採譜する
  • 音源に合ったアンプ、エフェクトの音作り
  • メトロノームの再生、テンポを変更する
  • 複数音源を素早く変えて再生する など

これ、BOSS社製品『MICRO BR BR-80』なら秒です。僕は10年ほど愛用していますが、「耳コピ」「速弾き練習」「フレーズ練習」「アドリブ練習」に効果を感じています。

そこで今回は、僕自身がBR-80でよく使う機能をシェアしていきますので是非参考にしてみてください。ギター/ベースの上達に悩む方は、効率良く練習できるアイテムを使うのも手法の1つです。

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BR-80は「eBand」モードが最強すぎる!

BR-80には3つのモードがありますが、「eBandモード」が素晴らしすぎて感動もの。ほかのモードは使い方も覚えなくてOKぐらい(爆)

この「eBand」モードのおかげで、速弾きやアドリブが弾けるようになったり、耳コピを時短できたりと、効率良いギター練習を手にすることができました。

BR-80に付属する約400種類のバッキングパターンは種類が豊富で、ヘッドホンと楽器を本体に接続して曲を再生すれば即セッションをはじめられます。

上画像の「Funk_Cm」は練習用のオリジナル音源ですが、本体右側のダイヤルを回すと曲をスピーディーに変えられれます。
【BOSS BR-80】3つのモードの特徴
MTRモード64Vトラック、最大8トラック同時再生、リズムパターン多数収録。
eBandモード付属音源、オリジナル音源を使ったトレーニングに最適。
Live Recモード内蔵された高品位コンデンサマイクでステレオ録音が可能。
BR-80は3つのモードを連携して使えます。たとえば、Live Recモードで録ったフレーズをMTRモードで読み込んでオケを作成し、eBandモードで練習するといったことを手軽に行えます。
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超シンプルな音源管理ソフト「eBand Song List Editor」

BR-80に音源を取り込むには、BOSS社が無償提供する「eBand Song List Editor」を使います。使い方は超シンプルで、つぎの3ステップで音源管理ができます。

  1. eBand Song List Editorを起動
  2. パソコンとBR-80本体をUSB接続
  3. 音声ファイルをドラッグ・アンド・ドロップで追加
    (削除する場合は、選択して[Delete]ボタン)

そのほか、CD音源の取り込みもできますし、エクポートができるのでバックアップを取ることもできます。

eBand Song List Editorにインポートできるファイル形式は「MP3」「WAV」「AIFF」の3種類です。

eBand Song List Editorダウンロードページ

ジャンル別のエフェクトプリセットが選びやすい!

BR-80本体の左下[COSM]ボタンを押すと、ジャズ、ブルース、ロック、ファンクなどジャンル(CATEGORY)毎のプリセット(PATCH)が選べます。

右側の丸いダイヤルを回すだけと操作が簡単で、エフェクトのかかり具合も編集できるので好みのサウンドをサクッと作れます。

また、モデリングアンプが40種類以上搭載されているので、オリジナルのサウンドに作り込みたい方も安心です。

僕はイチから音作りするのが面倒なので、基本はプリセットから選択(苦笑)よく使うプリセットは「CATEGORY:STUDIO、PATCH:SMOOTH LEAD」です。

プリセットには、ベース用、ライン(マイク、アコギ)用などもデフォルトで搭載されています。(上画像はベース用のプリセット画面)

「COSM」とは、BOSS社のマルチエフェクターなどに採用されているエフェクターやアンプ/キャビネットシュミレーター。独自の最先端デジタル技術で精密なモデリングを実現しています。

メトロノーム機能で毎日リズムトレーニング!

BR-80のメトロノーム機能は、本体左下の[RHYTHM]ボタンを押すだけで使えるので、毎日のリズムトレーニングがすぐにはじめられます。

1拍目のアクセントを消したいときは「0/4」や「0/8」を選択してください。(「チン、カッ、カッ、カッ…」→「カッ、カッ、カッ、カッ…」に変更したいとき)

各音符の音量を変更できないので、リズムマシンのようなイメージを持っている方は注意してください。テンポ、拍子、全体音量レベルは変更できます。

音源キーやテンポを変えてフレーズ練習!

BR-80の「eBandモード」の何が素晴らしいのか? その理由を1つに絞るなら曲のスピード、ピッチを一瞬で変えられることでしょう。

たとえば、”キーが「Am」の曲を、「G#m」にしてテンポ早めで練習したい”  なんて気分の日は、こんな感じですぐに設定できます。

  1. メイン画面下の[TR3/4](SPEED)ボタンを押す。
  2. 「SPEED」を100(%)以上にする。
  3. 「SHIFT」を-1にする。

曲にもよりますが、ピッチは上下1音半(±3)~2音(±4)までなら違和感なく使えます。

そのほか、曲の「SPEED」を遅くして速弾きフレーズを耳コピしたり、ダウンチューニングの曲で「SHIFT」を上げてスタンダードチューニングにするのも楽にできます。

「FINE」は、細かいピッチの微調整ができます。アナログレコードや、テープ録音などの古い音源でピッチが微妙に歪んだトラックで活躍します。

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センターキャンセル機能は使いかた次第!

BR-80本体のメイン画面下にある[TR5/6](CENTER CANCEL)ボタンを押すと、練習曲を”覚える”ときに活躍するセンターキャンセル機能が使えます。

たとえば、つぎのように自分のパートを練習する場合に便利です。

  • 音源のギターソロを抜いて練習する
  • 音源のサイドギターを抜いて練習する
  • ベースを抜いて練習する
使い方は、「POSITION」でキャンセルしたい定位、「FREQ」でキャンセルしたい音域、「DEPTH」でかかり具合を調整します。

ちょっと嬉しいチューニング機能!

BR-80本体の左下にある[RYTHM]+[COSM]ボタンを押すとチューナー機能が使えます。

感度やチューニング精度は申し分く、ピッチも調整できるので、手持ちのチューナーにいちいち繋ぐ手間が省けます。

ギター/ベースの練習は必ずチューニングしてからはじめると思いますので、これはありがたいですよね。

10年使い続けたBR-80をレビュー!

僕がよく使うBR-80の機能をシェアしてきましたが、ここからは10年使ってみた感想や振り返って思うことなどを書いていきます。

ズバ抜けた耐久性!さすがの国産メーカー!

まず驚くのは、10年使っても本体が壊れないという耐久性でしょう(笑)

購入当初は、バンドリハや自然音を録音するのに「LIVE REC」モードも使っていたので、よく持ち運びしていましたが、ボタン1つ取れず今現在も動作良好です。

10年経った今でも、さほどデザインがダサく感じないのも良いですね。

練習をはじめる準備を大幅に時短!

最近は、パソコンやタブレット端末を使って練習できるソフトやアプリがたくさんあって、試してはみるものの使い勝手がイマイチ…。

結局、「BR-80にギターとヘッドホン挿して即練習!」というスタイルに。

人間はラクしたい生き物なので、なにかやるときに時間がかかるとサボりはじめます。練習しないんじゃ楽器なんて一生上達しませんからね(苦笑)

リアルタイムで音源の微調整ができる!

購入前は、パソコンでピッチやテンポを変更したトラック作って流したり、CDに焼いたりと、超非効率なことやってました(涙)

それが、原曲を取り込んで本体だけで音源の微調整できるのはかなりのメリット。かんたんにキーやテンポ変更できるのでアドリブやフレーズ練習で困ったことはないですね。

コスパ最強すぎる(笑)

僕が購入したときの価格(25,600円)で計算すると月額213円。コスパ良すぎです(爆)

  • 25,600円 ÷ 10年 = 2560円/年
  • 2560円/年 ÷ 12ヶ月 = 213円/月
現在、BR-80は3万円前後で販売されています。まだまだ需要があるのと、物価が上がってるからでしょうか。
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まとめ

この記事を最後まで読んでいるあなたは、忙しい生活の中でも何とか練習時間を確保して、少しでも効率よく上達したい人だと思います。

もしも昔の僕のように、パソコンで練習用トラックを作っていたり、あれこれ機材を繋いで貴重な時間を失っているのなら3万払って時間を手に入れることをおすすめします。

それでは、快適なミュージックライフを♪

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