楽譜作成ソフト『Dorico』には、5つのモード『設定 / 記譜 / 浄書 / 再生 / 印刷』があります。
Doricoを使いこなすには必ず覚えておきたい基本機能ですので、しっかり理解していきましょう。
『設定』モード
設定モードでは、次のような楽譜プロジェクト全般の設定ができます。Dorico特有の「フロー」により、編成の違い楽章も同ファイルで管理できます。
- 楽器パート編成
- フローの作成と管理
- パート譜レイアウト
- ビデオの追加
『記譜』モード
記譜モードでは、楽譜の作成や編集ができます。画面左で音符/アーティキュレーション、右では音部記号/調号/拍子記号などの選択パレットが配置されています。
- 音符、記譜記号の入力/削除
- 既存楽譜の読込/変更
『浄書』モード
浄書モードでは、次のような楽譜の細いレイアウト調整が可能です。もちろん、アイテムの削除やピッチ変更はせずに綺麗に仕上げることができます。
- 音符間のスペースや段間の調整
- 文字、グラフィックの追加/変更
- ページ管理
- 全体のレイアウト調整
『再生』モード
再生モードでは、プロジェクトの再生設定ができます。付属の「HALion Sonic SE3」や「HALion Symphonic Orchestra」のほか、愛用の音源も割り当てられます。
- VSTインストゥルメントの割り当て
- ミキシング調節
- MIDIコントロール(デュレーションの変更)
『印刷』モード
印刷モードでは、次のようにレイアウト印刷やグラフィックファイルの書き出しができます。
- プリントアウト(ページ範囲指定、冊子印刷可)
- PDF、SVG等の画像保存
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