ここ最近は ”KEMPER”、”AXE-FXⅢ”、”HERIX” など、ハイエンドプロセッサーの話題で持ちきりですが、
値段は高すぎるし、重量もエグい。でも、コンパクトエフェクター買い集めるのもなぁ…。
そんな悩みをもつギタリストがアナログ系マルチエフェクターに注目しはじめ、にわかにブームとなっています。
そこで今回は、なぜアナログ系エフェクターが選ばれるのか、どの機種が良いのかを解説してきます。
アナログ系マルチエフェクターが選ばれるのには理由がある!
なぜ、アナログ系マルチエフェクターが注目され選ばれるのか?それには5つの理由があります。
ここからは、「マルチエフェクターを使ったことがない」「どの機種を選べば良いか分からない」というギタリスト向けに解説していきますので、今すぐおすすめの機種を見たい方はこちらをどうぞ。
【理由①】デジタルでは再現できない音がある!
ご存じのとおり、エレキギターには ”歪み系” エフェクトが必須。一部のジャンルをのぞけば必須アイテムで、歪みにこだわりのないギタリストは聞いたことがありません。
単刀直入にいうと、一般的なデジタルのマルチエフェクターに搭載された歪みは使えません。(ハイエンドプロセッサーは別格)
空間・揺れ系や残響系のエフェクトは非常に優れていますが、チューブアンプや歪み系エフェクターのシミュレートは薄っぺらく、バンドの中では埋もれるのでストレスやばいです…。
同じ価格帯のマルチエフェクターを購入するなら、アナログ回路の方が納得のいく音を作れます。
【理由②】想像以上に機能が充実している!
なぜ「アナログ系マルチエフェクター」という表現をするのか気になったのではないでしょうか?
今回紹介するマルチエフェクターの中には、ギターサウンドの要となる歪み系はアナログ回路、ほかはデジタルというハイブリットな機種が多数あるからです。
近年では当たり前となった、プログラムバンク機能、CAB(キャビネット)シュミレーター、デュアルエフェクト出力、MIDIコントロールなども使えるので安心です。
【理由③】トラブルが少なく使いやすい!
コンパクトエフェクターを複数つなぐと、おのずと回線が増えてトラブルの原因になります。
デジタルのマルチエフェクターは直感的な操作がしづらく、ライブのリハーサルなど少ない時間のセッティングではミスが発生しやすくなります。
一方アナログ系マルチエフェクターは、1台分の回線で複数のコンパクトエフェクターを操作する感覚で音を作れるのでトラブルを最小限に抑えることができます。
【理由④】軽量でコンパクトだから持ち運びがラク!
一般的にマルチエフェクターの重量は2kg前後ですが、本記事で紹介する9機種の重量は1kg前後と非常に軽量です。
おおよそ、BOSSのコンパクトエフェクター1~2個分ぐらいの重さです。
ライブ、セッション、リハーサルなどに「もう、重いエフェクターボードやアンプを運ぶのはうんざり…」と頭を抱えている方にとっては1番のメリットでしょう。
ちなみに、有名ハイエンドプロセッサーの重量は5~7kgぐらいです…(辛)
【理由⑤】安価なのに必要なエフェクトが搭載されている!
マルチエフェクターなので、チューナー、歪み系、空間・揺れ系、残響系など定番のエフェクトは一通り揃っています。
コンプレッサー、ブースター、EQなども搭載されている機種もあるので、自分のスタイルに合わせて選ぶことができます。
何よりありがたいのは、一昔前のように数十万出さなくとも、企業努力のおかげで3万円前後で素晴らしい音が手に入るということです。
コスパ最強!アナログ系マルチエフェクター9機種を紹介
ここからは、おすすめのアナログ系エフェクターを紹介していきます。
出音やエフェクトのかかり具合、使い方などが分かりやすい動画を掲載てますのでぜひ参考にしてみてください。
【1】RED TRUCK / MOOER
スペック一覧「RED TRUCK」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | ◯ | ステレオ出力 | ◯ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 300mA |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 370×96×51 |
Delay | ◯ | 重量 | 1200g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 27,000円~ |
その他 | スピーカーシュミレーター内蔵、タップテンポ |
マルチジャンルのギタリストにおすすめ!
MOOER社製品「RED TRUCK(レッド・トラック)」は、音楽ジャンルを問わないギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
「DELAY」には3種類のモード(DIGITAL、ECHO、ANALOG)、「MOD」には、トレモロ、フェイザー、コーラス、フランジャーと定番サウンドはすべて揃っています。
しかも「REVERB」には、Strymon社の銘記「BlueSky」を再現できるShimmerモードも搭載されて言うことなし(笑)
さらには、エフェクトON/OFFのプリセット記録もできるので、マルチジャンルでプレイするギタリストや、バンドを掛け持ちしている方にも即戦力のデバイスとなります。
「RED TRUCK」のチェックポイント!
「DRIVE」は低音~中低音域がしっかり出てくれるので申し分ないですが、ややドライブ感は控えめな印象です。(「DIST」はよく歪んでくれます)
ふだんからオーバードライブの歪みを深くかける方は、ブースターをかけっぱなしにすると良いかもしれません。
ほぼフル機能を備えて1.2kgという軽量。しかも3万円未満で購入できるのでサブ機材として1台持っておくにもおすすめです。
【2】BLACK TRUCK / MOOER
スペック一覧「BLACK TRUCK」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | △ | ステレオ出力 | ◯ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 1A |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 370×96×51 |
Delay | ◯ | 重量 | 1230g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 28,000円~ |
その他 | ゲート機能、グラフィックEQ、スピーカーシュミレーター内蔵、タップテンポ |
ラウドロック系のギタリストにおすすめ!
MOOER社製品「BLACK TRUCK(ブラック・トラック)」は、ラウドな音色をメインとするギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
「Hi-GAIN」では、モダンなディストーションサウンドはもちろん、ブリブリのファズサウンドも直感的に作ることができます。
非常に優秀なディストーションで、低音が潰れがちな7弦ギターでも分離良く歪むので多弦ギタリストは要チェックです。
「SPACE」では、定番のディレイやリバーブのほか、SE風な残響音もカバーできます。「MOD」と組み合わせることでオリジナルの空間を演出できます。
「BLACK TRUCK」のチェックポイント!
「Hi-GAIN」でGAINを上げると激しく歪んでくれますが、シングルコイルだと100%の確率でノイズが発生します…。
しかし!ゲート機能をONにするれば即解消するので全く問題ありません(爆)
音作りに大きく影響する「EQ」には、POST/PREの切り替えスイッチがあるので理想のサウンドが作りやすいのもポイントです。
【3】CERBERUS / NUX
スペック一覧「CERBERUS」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | ✕ | ステレオ出力 | ◯ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 275mA |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 320×110×65 |
Delay | ◯ | 重量 | 1260g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 27,000円~ |
その他 | スピーカーシュミレーター内蔵(IR対応)、タップテンポ有り、プリセットメモリ、MIDI対応、EXPペダル可 |
揺れ系エフェクトが大好きなギタリストにおすすめ!
NUX社製品「CERBERUS(ケルベロス)」は、揺れ系エフェクトを多用するギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
「MOD」のコーラスには、3つのモードがあるので細かい設定ができますし、コーラス+フェイザー or トレモロ or ユニバイブと両掛けすることも可能です。
「DRIVE」は、チューブスクリーマー風のサウンドで抑えめの歪み。一方で「DIST」はRAT系の厚みのある歪みが特徴です。
「CERBERUS」のチェックポイント!
じつは、「DRIVE」「DIST」セクション以外はデジタル回路。88.2kHz/32bitという高スペックなので、揺れ系・残響系エフェクトの音質が抜群に良いです。
ほかにも、今話題のIRファイルの読み込み、USB接続によるアップデート、エディターソフトからの音作り、プログラムバンクなど、デジタルならではの機能は網羅。
揺れ系・残響系にはこだわりがあるけど、重いエフェクターボードを持ち歩くのがしんどいと悩んでいる方におすすめのデバイスです。
【4】FLY RIG5 V2 / TECH21
スペック一覧「FLY RIG5 V2」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | ◯ | ステレオ出力 | ✕ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 200mA |
Modulation | ✕ | サイズ(mm) | 320×75×35 |
Delay | ◯ | 重量 | 510g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 38,000円~ |
その他 | タップテンポ有り、XLR出力 |
ピッキングで勝負するギタリストにおすすめ!
TECH21社製品「FLY RIG5 V2」は、チューブサウンドを求めるロック・ブルースギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
一般的なデジタルのマルチエフェクターは、「モジュレーション系エフェクトは良い感じだけど歪みはイマイチ…」という傾向がありますよね(泣)
しかし、FLY RIGシリーズのプリアンプ部には、銘記 ”Sans Amp” の回路が踏襲されてるのでハイクオリティの歪みが得られます。
「FLY RIG5 V2」のチェックポイント!
前バージョンの「PL1 FLY RIG」 との大きな違いは、なんといっても「PLEXI」セクションで、憧れのクランチサウンドを文句なしに堪能できます。
「DELEY」「REVERB」はシンプルがゆえに緻密な音作りには向きませんが、多彩なピッキングで表現するギタリストにとっては好都合。
しっかり作り込んだドライブサウンドを邪魔されないので演奏に集中できます。
【5】RK5 FLY RIG V2 / TECH21
スペック一覧「RK5 FLY RIG V2」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ✕ |
Booster | ◯ | ステレオ出力 | ✕ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 200mA |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 317×130×40 |
Delay | ◯ | 重量 | 500g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 39,000円~ |
その他 | タップテンポ有り、XLR出力 |
ヴィンテージサウンドが好きなギタリストにおすすめ!
TECH21社製品「RK5 FLY RIG V2」は、ロックの王道サウンド+α が欲しいギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
そして何を隠そう、この超クールなデザインのFLY RIGは、一世風靡したスーパーギタリスト ”リッチー・コッツェン” のシグネチャーモデル!。
前バージョンから変わって、「OMG」セクションにFUZZ、「BOOST」セクションにCOMPが追加されたのでサウンドバリエーションがさらに広がりました。
「RK5 FLY RIG V2」のチェックポイント!
プリアンプ部の ”Sans Amp” は黒ボタンでON/OFFを切り替えますが、基本は常時ONにする前提で音作りしたほうが扱いやすいです。
特に、ブースト時のドライブサウンドが非常に良い。リッチー・コッツェン特有のヴィンテージ感と太くエッジの効いたギターサウンドを再現してくれます。
「FLY RIG5 V2」にはないモジュレーションもあるので、さまざまなジャンルにも即対応できるデバイスとなっています。
【6】PL1 FLY RIG / TECH21
スペック一覧「PL1 FLY RIG」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ✕ |
Booster | ◯ | ステレオ出力 | ✕ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ◯ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 300mA |
Modulation | △ | サイズ(mm) | 297×63×27 |
Delay | ◯ | 重量 | 590g |
Reverb | ✕ | 価格相場 | 36,000円~ |
その他 | タップテンポ有り、XLR出力 |
ブリッジミュートの刻みで攻めたいギタリストにおすすめ!
TECH21社製品「PL1 FLY RIG」は、HR/HMをメインジャンルとするギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
こちらは、ポール・ランダース(Rammstein)のシグネチャー・モデル。FLY RIGシリーズで初めて2チャンネル仕様の ”Sans Amp” で、クリーンも歪みもハイクオリティな音質に作り込むことができます。
じつは、FLY RIGシリーズにチューナーや、DI出力機能が備わったのもこの機種からはじまりです。
「PL1 FLY RIG」のチェックポイント!
「FEUKER」ではドライブを低くしてもかなり歪むので、ハードなギターサウンドをメインとする方も物足りなさを感じることなくザクザク刻めます。
しかも、ゲート機能が内蔵されているのでノイズの心配はご無用です(嬉)
「DLA」でビブラートに切り替えると、コーラス、フランジャー、トレモロのような揺れ系サウンドも作れるので音色のメリハリもしっかり表現できます。
【7】DAPPER VES-1 / VALETON
スペック一覧「VES-1」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | ✕ | ステレオ出力 | ✕ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ✕ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 85mA |
Modulation | ✕ | サイズ(mm) | 320×65×42 |
Delay | ◯ | 重量 | 650g |
Reverb | ✕ | 価格相場 | 20,000円~ |
その他 | スピーカーシュミレーター内蔵、タップテンポ有り |
どれにしようか迷っている初心者ギタリストにおすすめ!
VELETON社製品「DAPPER VES-1」は、安価で手軽にサウンドメイクしたいロック・ブルース系ギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
安価にもかかわらず、「TUNER」「OD」「DIST」「DELAY」のほかにキャビネットシミュレーターも搭載されているのでギター初心者や練習用に最適のデバイスです。
決して安かろう悪かろうではなく、往年好まれる粘りのある深い歪みには「VALETON」の再現度の高さを感じられます。
「VES-1」のチェックポイント!
「DIST」のGAINは、シングルコイルだとノイズが目立ちます。ゲート機能はないので、ステージで使う場合はONにするタイミングに注意しましょう。
好みのコンパクトエフェクターを繋ぎたい場合は、センド/リターンに挿してサウンドを拡張することもできます。
今回紹介するアナログ系マルチエフェクターのなかでは一番安く入手できるので、とりあえず1台欲しいという方におすすめです。
【8】DAPPER DARK VES-3 / VALETON
スペック一覧「VES-3」 | |||
チューナー搭載 | ◯ | センド/リターン | ◯ |
Booster | ◯ | ステレオ出力 | ✕ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ✕ |
Distortion | ◯ | 消費電力 | 112mA |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 320×65×32 |
Delay | ◯ | 重量 | 650g |
Reverb | ◯ | 価格相場 | 20,000円~ |
その他 | スピーカーシュミレーター内蔵、タップテンポ有り |
コスパ重視で激歪みを求めるギタリストにおすすめ!
VELETON社製品「VES-3」は、安価で手軽にサウンドメイクしたいHR/HM系ギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
かなり歪む「HIGAIN」ですが、「VES-1」にはないゲート機能が搭載されているのでノイズの心配はありません。
「CHORUS」セクションも搭載されているので、サウンドバリエーションを広げることができます。
「VES-3」のチェックポイント!
キャビネットシミュレーター機能は便利で、ミキサー卓やオーディオインターフェースにダイレクトな接続が可能になります。
つまり、アンプを使用できない環境での演奏やレコーディングができるというこです。(「VES-1」でも出来ます)
「VES-3」は生産中止になったのか、市場で新品を見る機会が少なくなりましたのでお買い求めはお早めに…。
【10】QUATTRO / CARL MARTIN
スペック一覧「QUATTRO」 | |||
チューナー搭載 | ✕ | センド/リターン | ◯ |
Booster | △ | ステレオ出力 | ◯ |
Over Drive | ◯ | ヘッドホン出力 | ✕ |
Distortion | △ | 消費電力 | 100V AC/2.1W |
Modulation | ◯ | サイズ(mm) | 320×65×32 |
Delay | ◯ | 重量 | 820g |
Reverb | ✕ | 価格相場 | 78,000円~ |
その他 | コンプレッサー、タップテンポ有り |
ヴィンテージサウンドを愉しみたいギタリストにおすすめ!
CARL MARTIN社製品「QUATTRO(クアトロ)」は、中級者以上のロック・ブルース系ギタリスト向きのアナログ・マルチエフェクターです。
2012年12月に発売日されてから多くのプロミュージシャンが愛用。現在は生産中止になっていて、定価49,800円が2倍近い値段で販売されるプレミアものになりました。
今回紹介したどのアナログ・マルチエフェクターも敵わないほどダントツに音が良いのですが、価格の面からギター初心者にはハードルが高いかもしれません。
「CERBERUS」のチェックポイント!
往年のチューブアンプの歪みを再現しているので、近年のHR/HM系のギタリストには向かないかもしれませんが、「CHORUS」「ECHO」の音を聞いたら絶対欲しくなると思います(爆)
ステレオアウトしてしまった日には、メイン機材に昇格すること間違いなし。現代のデジタル技術でもアナログを表現するには程遠いことを痛感します。
今後も価値が上がるかもしれないので、購入を検討している方は市場に出回っているうちに入手しちゃいましょう。
まとめ
個人的には、リッチー・コッツェンのシグネチャーモデル「RK5 FLY RIG V2」がイチ押しですね。
セッションや定期リハーサル目的ですが、良音の歪みと最小限のモジュレーションがあれば問題ないし、なにより500gという軽量。セットリスト次第では本番でも使用できます。
今回紹介したように、アナログ系マルチエフェクターの中にもタイプがあるので、プレイスタイル、どんな場面で使うか、コストなど自分に合ったものを使いましょう。